新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫) [Kindle]

制作 : トーベ・ヤンソン  小野寺百合子 
  • 講談社 (2011年5月13日発売)
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新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ムーミンパパの孤児であった幼少時代から、ムーミンママとの出会いまで。
    なんか夢想家のパパを上手く誘導するムーミンママの手腕がイイ。

  • ムーミンパパの知られざる過去。
    親って子どもにとっていちばん付き合いの長い人間なのに、子どもは意外とその半生を知らないですよね(って、人によるのかな)。
    断片的なエピソードは聞いたことがあっても、さあ聞けと人生物語を語ってくれたり、さあ話してとせがんだりする機会はなかなかない。なんだか大袈裟な感じもして照れくさいし。
    親は昔から変わらず親だったような気がしてしまう。
    ムーミンパパ然り、サザエさん然り、みさえとヒロシ然り。

    ムーミンパパはあるとき、自分にとって大切なある置物が、どんな由来でどうして大切なのかを家族の誰も知らないのだということに気付いて、思い出の記を著して子どもたちに読んでやることを決意します。
    捨て子だった悲しい過去、自由を求めて施設を飛び出した夜、友人たちとの出会い、海のオーケストラ号での大冒険、ムーミンママとの出会いなど。
    スニフやスナフキンの両親も登場するので、聴衆である彼らも大喜び。ムーミンパパよりも自分たちの父親の活躍を聞きたがる様子も楽しい。
    パパの思い出の記は、パパの気持ちに関する記述はけっこううまくて、寂しい子ども時代のことや、自由を勝ち得たときの晴れやかさや、親友を得た幸福や、冒険を求める心など、びんびん伝わってくるのだけれど、何が起こったのかについてはわりととりとめなくて、いまいちわからなかったりする。実際に世界観がナンセンスなせいなのか、私の読解力のなさのせいなのか、パパの筆癖なのか、翻訳の問題なのか、謎です。

  • ムーミンパパの語る思い出話はなぜか現在と不思議な形でリンクしている。過去の話なのに、今でもあるような。永遠を生きる、物語の中の登場人物たちには、時間の順序は意味がないのだろうか。

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