村上龍と坂本龍一 21世紀のEV.Café [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • どこの章だったか忘れたけど、頭でっかちな傾向から「生き残る」ために身体の感覚を向上させる方に向いたほうがいいのではないか、という提言があった。なるほど、このへんは内田樹氏も常々同様の指摘があった。(坂本龍一氏は合気道も始めたそうで、さらに合致。)

    科学が進歩すればするほど数字で表せない世界を遠ざける傾向に進みがちだが、科学が表現できない世界が存在しないわけではない。そもそも人間の体だって科学で解明できていない部分が多いわけであって、それこそ飛行機が空を飛ぶ科学的な根拠だって曖昧であり、「まあ飛ぶんだから」というような状況が許されている。人間としてこの先生き残っていくためにも、まずは人間そのものの科学性以外のところも粛々と受け止め、理解しようとする姿勢を忘れてはいけない。

  • 各界の学者を交えた鼎談で好評を得ていたEV.Cafeが復活。収録されているものは1998〜99のものが中心。しかし、村上は日本経済凋落を、坂本は反原発を訴えている。二人の憂鬱が伝わってくる。

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プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

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