ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋 [DVD]

監督 : マドンナ 
出演 : アビー・コーニッシュ  アンドレア・ライズブロー  ジェームズ・ダーシー  オスカー・アイザック 
  • 東宝
3.10
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  • (11)
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本棚登録 : 78
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104076298

感想・レビュー・書評

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  • 離婚暦のあるアメリカ人のウォリス、彼女との結婚のため、イギリス国王を退位したエドワード8世ことディビッド。世界中から非難され続けた苦悩、自分のせいで英国の役に立てず、苦しむ夫との放浪生活。
    王冠をかけた恋と言われたけど、けしておとぎ話ではなかった恋。
    彼女に共感する現代女性ウォリーが、自身の夫との関係に悩みながら、オークションに出品されるウィンザー公夫妻の品々を毎日かつて勤めていて夫に辞めさせられたギャラリーに観にいき、空想に耽り、ウォリスと会話する。
    警備員のロシア人男性はそんな彼女が亡き妻に似ていて、アプローチしてくるが…

    二人のことを描きながら、現代の女性と比較するという構成。最近見た、The crownと印象が変わらない。二人は二人なりにイギリスや相手を愛しているのかもしれないけど、バカを重ねるというか、働けよ、と思ってしまう。まぁ、無理だったのかもしれないけど。が、最後まで共に過ごしたのは素晴らしいと思う。
    小柄でそこまで美人じゃないけど、おしゃれで愛嬌があり、男性にモテる女性、役の人がぴったりだった。

  • B-。映像はきれい。ストーリが、は?邦題もよくないと思う。
    そもそも現代のウォリスがなんでウォリスに固執するのかわからない。
    せっかくのオスカーアイザック。

  • 歌手のマドンナさんが監督と脚本を担当した映画です。
    二度の離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚するためにイギリスの王位を捨てたエドワード8世のお話をモチーフにした雰囲気映画でした。

    確かに全体的なセンスは良いと思う。
    音楽の使い方とかちょっとしたカメラワークとか…。

    でも、現代と過去がちょこちょこ行ったり来たりして、なんだかあわただしいお話だったな。
    出てくる人たちがみんな、ちょっと不思議さんだったし…。

    現代パートのヒロインが、つんと鼻先の上がった美人で、かわいくて好みだったんだけど、彼女がお子ちゃま作りに非協力的な旦那さんと別れて一緒になる相手役が、ややストーカー気質の背の低い微妙なおじさんだったのは残念でした。

    映画やドラマは脚本ありきだけど、やっぱり演じる俳優さんのビジュアルもそれなりに大事なんだな…って思ったよ。

    エドワード8世さんのお話だと思って観ると「???」ってなると思うけれど、ストーリーよりも全体的なセンスの良さを楽しむ作品だと思いました。

    話の内容よりも全体的なセンスの良さから☆4つにしたけれど、ちょっと過大評価かな?(笑)

  • 恋愛ものはあまり好きではないのかもしれない。
    確か、かなり楽しみにして映画館で観たと思うのだけれど、あんまりウォリスとエドワードに共感ができなかった。少し前に「英国王のスピーチ」を観ていたので、どうしても弟夫妻の方が魅力的に感じた。
    感情的に大きな判断と行動をしたことがなかったりとか、周りが見えなくなるほどの恋愛をしたことがないからピンとこないのかな。
    年齢を重ねてから観るとまた違うのだろうか。

  • [鑑賞方法:WOWOWシネマ録画にて]

  • ★★★☆☆
    小粒だけど秀作
    【内容】
    1936年のイギリス国王エドワード8世とアメリカ人既婚女性ウォリスとのロマンスを描く。平行してウォリスに共感する現代N.Yの既婚女性ウォリーの姿を描く。

    【感想】
    マドンナの監督作品ということで、どんな奇抜なのかと思ってたのですが、実直です。
    非常に丁寧に描かれており、映像も綺麗だし音楽もマッチしており心地よい感じです。

    ただ、冒頭からの多カットだけは辛かったです。例えば男女の会話のシーンで、"男のアップ→女のアップ→女の肩越しに男→2人を上から"と言った感じで一言一言でカットが変わっていきます。
    しゃべっている人と写っている人が違うことも多々あり序盤は混乱してきます。

    1936年と現代の2つの時代を平行に描くことで退屈な伝記映画になることを防いでおります。ただその分厚みは無くなりました。
    この2つの時代をスムーズに移るところもポイントが高いです。音から入ったり、小物から入ったりはたまた両時代の登場人物が登場したり工夫されています。

    wikiにウォリスの記事(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%B3#.E7.94.9F.E6.B6.AF)があるんだけど、映画とは180度逆な感じになっています。
    おそらく、wikiのが世間の見方であり、だからマドンナはウォリスの視点から描いたのだろう。

    原題は「W.E.」で、これは、WallisとEdwardの頭文字から来ています。

  • 素晴らしい〜本当に素晴らしい作品でした。作品全体が気品に溢れ,アンドレアの美しい事…「シャドーダンサー」でもそうでしたが彼女ほど英国の気品ある女が似合う女性はなかなか居ないんじゃないかなぁ〜英国それも王室の話である、衣装も調度も建物もうっとりする程に美しく、演者達が見事な貴族っぷりでした。やっぱりお国柄ってトコなんですかね。
    幸せになりたい、愛されていると感じたいが為に相手の為に努力して来たのに上手く行かないもう一人の主人公…前半の痛々しい状態や心境から、後半パリへ降り立ってから以降の変化は非常に力強く,美しくて、とてもとても幸せそうで感動すら覚えました。アビーさんもいい役者なんですね〜
    マドンナ…スゴイですね監督だけじゃなく本も書いているんですね。素晴らしいです。必見の価値ある作品ですが女性向け…ですかね〜(笑)

  • 結構好きだった。本当のことは本人たちにしか分からない。「英国王のスピーチ」の王のお兄さんの話なのね。

  • ウォリスのあのための動き、目の瞬き、風情。
    流れ落ちる涙。
    静止画としてはとてもきれい。

    女は着こなし。

  • 「英国王冠をかけた恋」というほどウォリスとエドワードの恋愛模様に
    重きを置いた話ではないので、邦題に疑問を感じる。
    1998年、ニューヨークで結婚生活を送るウォリーの話が主。

    これをマドンナが作ったっていうのがまたかっこいい。

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    世界を敵にまわしても、
    あなたさえいれば、生きていける――

  • マドンナが監督した作品。彼女の多才ぶりは凄い。ただ、詰め込み過ぎた感があってちょっと残念。なかなか良かっただけに。

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