世界から猫が消えたなら [Kindle]

著者 :
  • マガジンハウス
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レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (221ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 頭が痛いので医者に行ったら、脳に腫瘍が出来ていて、余命わずかだと言われた。よろよろして部屋に戻ってみるとそこには自分と同じ顔をしてアロハを着た悪魔がいた。一日ひとつこの世界のものを消したら命が一日長らえると言う。そうして僕は七日間を生きた。

  • 自分も猫を飼っているので気になっていた作品。
    文体が難しくないので、スッと読み進められるのが良い。
    読んでいる最中チラチラと飼い猫が頭をよぎり胸が苦しくなる(笑)が、自分にとっての大事なものを考えさせてくれる素敵な作品だと感じた。

  • がん看護でも取り入れられている喪失体験。最後の最後に失いたくないものは、生きてそばにいてくれるものなのかもしれない。涙が出そうになる寸前に終わってしまい何だか物足りなかった。

  • 2016.11.25 ★3.2
    とてもライトな文体で、サクサク読めてしまいます。
    映画化もされていたのですが、内容が軽いかな。
    ただ、猫飼いの身にとっては、レタスが亡くなるシーンで涙腺が崩壊してしまいます。

    ===あらすじ===
    郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作。

  • 猫好きにはちょっとグッときてしまいます。

    小説としての完成度は少し物足りなさを感じますが読みやすい文章でなかなか良かったです。

  • ラノベ風

  • 余命わずかな人間が、1日の命と引き換えに、世界から何かを消す。
    そんな悪魔との取引の中で、限られた時間をどうすごしていくのか。

    チョコレートや、電話や、時計、映画が消されていく。
    その中で、本当に大事なものってなんなのか、主人公は見つけていきます。
    便利とか不便とか、面白い概念だなーと改めて思うし、そういう不思議なテーマと、「限られた余生」みたいなテーマを合わせたことで、自己中心的な世界描写が許されるんだなーと感じました。おもしろい。

    あんまうまくいってる気がしないけど、映画も見てみますかね。

  • 余命わずかとなった主人公が、余命を伸ばす代わりに世界から一つずつあるものを消していく中で、自分にとって本当に大切なものに気づいていく。ストーリは途中から読めてしまうし、ラストも想定できてしまうのだが、文体のせいかするっと読めてしまう。結構好き。

  • まあまあ良かった。

  • 映画の宣伝を何回も見たので、読んだ気になっていた。ハインラインの、夏への扉を思い出す。

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著者プロフィール

1979年生まれ。上智大学文学部新聞学科卒。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌11年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。12年、初小説『世界から猫が消えたなら』を発表。18年、初監督映画『どちらを選んだのかはわからないがどちらかを選んだことははっきりしている』がカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出。

「2019年 『ブレスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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