新ブラックジャックによろしく コミック 全9巻完結セット (ビッグコミックススペシャル)

著者 : 佐藤秀峰

• 小学館 (2010年9月30日発売)

感想・レビュー・書評

[hhhtmcnerdさんの感想 · 2018年10月25日]

佐藤秀峰先生ってやっぱぐいぐいきますねぇ～
こうも真っ直ぐに問いかけられると一瞬息が出来なくなりますね（笑）
本作では「医者とは…」みたいな問いかけですが、読み手である自分達だって常日頃「人生ってなんだ」とか「働くってなんだ」とか「お金ってなんだ」とかそんな答えの見つからない哲学的な命題に向き合っていたりしますよね。
答えは見つからない。けれど問いかけること感じること考えることを止めなければ、時間はかかるけどいつか何かの答えが見つかるんだと思います。
とてもいい作品です。これを読んで胸の奥底でグラグラと居心地の悪い思いをしてほしいです（笑）

[ホーカンさんの感想 · 2023年6月27日]

この新ブラしく（医者をしている友人が以前、こう略してた）シリーズ、２巻か３巻までは買い集めてたんだけど、いつの間にか止まっていて、十数年の時を経てついに読了。
世の中、脳死後の臓器提供に金銭の授受が発生していると信じている人ばかりではないのに、「臓器提供なんて立派ね」派は排除されているところが恣意的な感じがしてうんざりしてたんです。
主人公の言動は、意固地で頑固なんだけど、「自分の手の届く範囲の人くらいは救いたい」というのは、けっこうプリミティブな善意だと思うので嫌いになれない。
ただ、家族や恋人への説明責任みたいなもにはあるんじゃないかな。

[田辺 ふみさんの感想 · 2019年3月16日]

主人公の斉藤が情熱の人だと思っていたけど、読み終わった感想では周りの人がややこしい！周りの人が情念の人すぎる。斉藤は観念の人だった。

[Tomokuiさんの感想 · 2019年1月21日]

良い出来だった！移植医療のみに焦点を当てた内容だったけど、落ちるべきところに落ちているし泣かせどころもしっかりあって、不満点は少ないです！

[hkawaharaさんの感想 · 2019年1月1日]

kindle版が安かったので購入。医者とは何か。という問いかけは、自分の仕事を振り返るよいきっかけになった。

[toroyakkoさんの感想 · 2018年8月29日]

面白くなかった。勿体無いから読了。、

[richidさんの感想 · 2018年8月20日]

移植医療の話。斎藤先生の純粋さは尊いけど、近くにいる人は大変。移植のことが色々と勉強できた。

[あーちゃさんの感想 · 2017年6月19日]

移植問題
人間は100％死ぬのに
医者は何をしているんだろうか
動物実験なしでは新薬開発もない
エゴではないか？
最後にそんな疑問を残して去っていく