さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
    っていうキャッチーなタイトルに惹かれて手に取った本。

    結論からいうとホントに読んでよかった!

    日常によく遭遇したり、確かに何故だろうと思うようないわゆる潰れそうな会社が持続するカラクリを会計の視点からわかりやすく解説した本。

    とても読みやすく、理解しやすい本です。

    数字に強くない私でも理解可能できました!

    オススメ!

  • 「50人に一人無料」のからくりはわかっていませんでした。そんなキャンペーンを目にするたび「すごいことするな~」と思ったものですが、全然違うんですね。この本を読んで(情けないけれど)、やっとわかりました。参りました。
    フレンチレストランも、ちょっと驚き。会計に関する内容なのですが、推理・謎解きが含まれています。

  • 身近な事象から会計に関する側面を解説していく著書内のシステムが面白かった。一番なるほど!と思ったのが都心から距離があり最寄駅からも離れているニュータウンの高級フレンチレストランのくだり。どうやって経営が成り立ってるんだろう?と思ったら、そんな仕組みが!と驚き。

    答えは本書を読んでのお楽しみに〜

  • さおだけ屋や客のいないフランス料理やがなぜ成り立っているのか興味深かった。

  • 身近な生活に潜む七不思議的なタイトルに、以前から興味がありましたが、発売から10年以上たった今になりようやく手に取りました。

    それにしても、会計学の本だと気づかずに購入したので、読んでから後悔しかけましたが、読んでみると買って良かったと感じました。

    数字のセンスという言葉が使われていますが、私が感じたのは、著者さんの言葉のセンスが良い。

    平易な言葉と、親しみやすい喩えで、さすが漫画を書いているだけのことはあるなと感じられました。

    おかげで、会計にまったく縁のない者でも、楽しく読むことができました。

    純粋に読み物として面白く、おすすめです。

  • 難しい単語などもなく読みやすかった。
    竿だけ屋、連結、など分かりやすい例で少し会計にも馴染めた気がする。

  • たーけーやさおだけーの竿竹屋。
    売れているところは一度も見たことがないのに潰れないのは何故か?
    という切り口から会計を学ぶ本。

    難しい用語は一切使われておらず、とても読みやすかった。
    竿竹屋はなぜつぶれないのか?の答えは、金物屋が荷物を運ぶついでに竿竹を売っているからである。
    つまり、あの自動車での販売は本業ではなく売れればラッキーぐらいでやっている業務(副業)である。

    その他にも料理教室で利益をあげているフランス料理店など、本業と副業をうまく使い分けているお店も紹介されている。
    そういえば、うちの近くにあったタオル屋さんも、同じビジネスモデルだった。

    一見儲かっていなさそうなお店は、実は全く別のところで利益をあげているという目から鱗の話。
    そして、そういうお店は意外と身近に多数存在している。

  • 会計知識を面白い日常の疑問点から理解できる本だった。会計にそこまで興味のない人が見ても楽しいと思う。

  • 売り上げから費用を引いたものが利益。
    利益は企業が継続していくためには必要不可欠。
    当たり前すぎる…なんだこの本。

  • (会計の本質的な考え方)とは、目に見えないものを具体的な数字にして見えるようにする、つなげたり違った角度から見て物事をシンプルにわかりやすくすること(利益、機会損失、連結、回転率など)

    数字を通して物事を的確に捉えることができるようになる必要がある

    副業などの連結で収益を上げる

    チャンスゲインを逃さない、機会損失に敏感になる、そのために目標を少し高めに設定する

    単価と回転率とリピーターを考える
    ファンサービスを評価、ポイント制度の導入など

    割り算を使うことで求められる回転率をはじめとした「率」には、真実を炙り出してくれる力がある

    その人のいいところを探し出して、注目する

    ギャンブルの極意は勝っている時に席を立つこと

    数字の意味を日常から考え、数字のセンスを磨くこと

    節約は絶対額で考える

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著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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