食い逃げされてもバイトは雇うな~禁じられた数字〈上〉~ さおだけ屋はなぜ潰れないのか? (光文社新書) [Kindle]
- 光文社 (2007年4月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (209ページ)
感想・レビュー・書評
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著者の作品は、「会計士という視点で見た数字」を丁寧に解説してあり、文系の私にも読みやすく、楽しめました。
新しい視点が出来て、とても参考になりました!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全く会計に馴染みのない人にもとてもわかりやすく読みやすい。学生や社会人なりたての頃に読みたかった。
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竿だけ屋がよかったので読んでみました。
竿だけ屋の、「50人に一人無料!」 は響きました。
今回はすみません、あまり響きませんでした。
竿だけ屋でお金入ったんですね~。(当然ですね) -
タイトルから大体こういうことだろうなと思ったけどその通りだった。
わかりやすく読むのも時間かからなかったのでオススメです。 -
小宮一慶氏とともに素人には小難しく思える会計を身近なものにした功績は素晴らしい。基本は「さおだけ屋~」1冊読めば十分ですが、本書には子供にもわかる例をふんだんに取り入れていますので、中学生くらいでも楽しく読める内容となっています。しかし、分冊とは商売上手ですね。
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数字のルールは、
①順序がある
②単位で意味を固定する
③価値を表現できる
④変化しない
・数字を細かく言うだけで、数字以外の意味も持たせられる(6時53分に集合)
・数字に他の意味を持たせる技法
①決めつけ(説得力
②常識破り(インパクト
③ざっくり(わかりやすさ
・数字の扱いがうまくなるには
言い換え、割り算、単位変換を意識する
・パーセントではなく、金額という絶対的な価値尺度で判断する金額重視主義でいると、判断を間違えにくい
・比較は相手のためではなく、自分のために行う。
自分にとって得ることが少ない比較はやるだけ無駄。
比較する相手によって、視野は広くも狭くもなる。
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「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」が面白かったので手に取ってみましたが、本書にも同じ内容が書いてあり、手抜き感が伺えました。数字に関する説明は、割と当たり前のことが多く書かれていたので正直収穫は少なかったかなぁ…と。ただ、最後の方に書かれていた「売上高利益率が1%を下回る企業は要注意」というのはいい学びになりました。株に関する記述がもうちょいあったら嬉しかったな…
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言われてみれば当たり前だけれども、このように言語化されていると面白いな、と思った。
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1)数字はディスクールである。
だから、本意を読みとかなくてはならない。という意味で、きわめて国語的であり、リテラシーを要する。カテゴリの更新によって、数字は再生産される。
2)数字は文脈を必要とする。
比較がもっとも簡単に文脈を付与する方法である。経年変化を追い、変化が急激におきた場所をひもとくことで本質に迫ることができる。
つまり、数字は文字の一形態であり、一般的な価値の創出と同列に扱うことができる。
中目黒のTSUTAYAののレジが自動化されていて「持ち逃げ」はされないのかと心配して読んだが、杞憂だった。
というより「読み解くとはどういうことか」というリテラシーにかかる本で、とてもおもしろく読んだ。 -
数字に強くなるこつを伝授。まるほどなあ。つい数字があるとめんどくさいと思ってしまうけど、見方、伝え方、を意識することが大事なんだな。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」の続巻。