BARレモン・ハート ： 1 (アクションコミックス) [Kindle]

古谷三敏

• 双葉社 (1986年2月18日発売)

感想・レビュー・書評

[Simoneさんの感想 · 2020年1月6日]

一話完結で気楽に読める。酒にまつわる色々なネタは勉強にもなる。絵柄は古いがオススメ。

[chokusunaさんの感想 · 2019年12月15日]

お酒はサントリーの角の水割り一本、味の違いはよくわからないと自認するフリーライターの松ちゃんと、マスターや常連さんたちの織りなす酒談義や人間模様。今度ぼくにワインの話聞きたいという女性とデートするから、マスター、ワインのこと教えて。知っていることは？ぶどうからできていること、赤と白があること、以上、てシーンが一番好き。最初の巻だからか、ビール、ウィスキー、ブランデーなどなどお酒の製法来歴分類などなど縦横無尽に語られている。

著者プロフィール

古谷三敏

1936年（昭和11年）、中国東北（旧満州）奉天に生まれる。終戦とともに帰国。1952年、茨城・息栖中学校を卒業し、大阪の洋服屋に勤める。55年、単行本『みかんの花咲く丘』でデビュー。手塚治虫のアシスタントを経て、64年、フジオプロに入社。赤塚不二夫のアシスタントをしながら、少女誌に自分の作品を発表する。70年、少年誌に進出して『ダメおやじ』の連載を開始、理想の父親像を裏返したキャラクターを生み出し一躍脚光をあびる。75年、ファミリー企画を設立して独立。79年『ダメおやじ』により第24回小学館漫画賞を受賞する。主な作品に『マンダム親子』『手っちゃん』『寄席芸人伝』『ＢＡＲレモン・ハート』『ぐうたらママ』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典30 浮世床』 で使われていた紹介文から引用しています。」