迷走王 ボーダー ： 1 （上） 迷走王　ボーダー (アクションコミックス) [Kindle]

著者 : たなか亜希夫 狩撫麻礼

• 双葉社 (2013年3月22日発売)

感想・レビュー・書評

[sazukaさんの感想 · 2024年3月12日]

昨日読んだ狩撫麻礼追悼本に絆されて、ボーダー1巻の再読に突入。なんとkindle unlimitedに全巻あるではないか。
10代後半で出会い、それなりに影響を受けていた気がする。あれからもう何十年も経った。でも、当たり前だけど作品は何も変わっていなかった。
当時、蜂須賀や久保田に憧れたけれど、今なら久保田だけかなあ…と、自分が変わってしまったことに少しいじけながら、噛み締めてる。

[zerotester21さんの感想 · 2023年2月18日]

　Unlimitedで全巻タダ読み( ´ ▽ ` )ﾉ
　言わずと知れた傑作中の傑作( ´ ▽ ` )ﾉ

　大昔、紙版で途中までしか読んでおらず（というかトビトビで読んでたみたい）、最後がどうなったのかずーっと気になっていたので、Unlimited有効期限内に改めて最初から通読することに( ´ ▽ ` )ﾉ

　やっぱ面白いね( ´ ▽ ` )ﾉ
　バブル期の異端児を描いたものだけど、現実世界がいつの間にかまた（60〜70年代レベルに）逆行して若者貧困が当たり前になり、むしろ現代を予兆した作品という意味合いが生じちゃっている（？）ところが興味深い( ´ ▽ ` )ﾉ
　もちろん、冒頭シーン（当時人気だったサントリーCMのパロディ、というかもろパク）をはじめ、BMWに「ベーエムベー」とルビをふってるところとか、あの当時ならではの「時代の空気」もくっきりと刻印されている( ´ ▽ ` )ﾉ
　
　後に蜂須賀・久保田と名トリオを結成する浪人生・木村、この第１巻段階ではまだ単なる脇役扱いだったんだな。すっかり忘れてた。
（以下続刊）
2023/02/18
＃3953

[charmie11さんの感想 · 2021年12月5日]

日当10万円の仕事を引き受けた二人，久保田と蜂須賀．とんでもないボロアパートに住んでる．
大阪のヤクザの抗争地帯に一般人を放り込みスクープ映像を撮ろうとしたテレビクルーの依頼っぽい．
この二人が主人公で短編のストーリーが続くのか．
蜂須賀がかつて通っていたバーか何かのマスターも仲間入り．
マスターが箱根の別荘に行くというので着いていくと，実は神野財閥の御曹司というオチ．マスターは二人をボーダーと呼びつつ旅を続けろと言いわかれる．