ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 (GA文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • リリを改心させる

  • アンリミテッドにて読了。二巻目。アニメで人気らしいので軽い気持ちで読んだが大当たり。感動もするし良い、健全なストーリー。ひ弱な少年が、ある女性に憧れて強くなろうとする異世界ダンジョンクエスト物。

    だんだんと仲間が増える段階。さらに増えそう。星五つ。

    感動した台詞をハイライトしたので下記にコピペ(せっかくハイライトした台詞が、Kindleの仕様により(ルールにより?)尻切れ状態になっている。次回からはコピーしてメモとしてペーストする予定):

    6
    黄色のハイライト | 位置: 4,110
    欠損しても冒険者は痛くもかゆくも思わないただの荷物持ち。役立たず。  一人では何もできないリリの天職。まさに、リリそのものだ。   愚図 な自分。  リリは、リリのことが一番嫌いだっ

    メモこの表現もグッとくる。

    黄色のハイライト | 位置: 4,113
    リリは誰かに呼ばれたかった。リリは誰かに頼られたかった。  利用されるのではなく、必要とされたかった。  弱い自分は嫌いだった。他人の手で人生を左右される自分のことが大嫌いだった。  リリは、リリではない誰かになりたかっ


    黄色のハイライト | 位置: 4,116
    「どうして、リリを、こんなリリにしたんですか……?」  これまで何度死のうと考えたかわからない。  神のもとへ 還り、何度リセットを望んだのか覚えてい


    黄色のハイライト | 位置: 4,124
    最期 が目前に迫っていた。 「……寂しかったなぁ」  ぽろりと口から転がった言葉に、リリは驚いた。  最後の最後でこぼれた胸の中の本音。  そうか、自分は寂しかった


    黄色のハイライト | 位置: 4,150
    『寂しそうだったんです、その子。自分でも鈍感になっちゃってるみたいに、自分でも気付いてないみたいに、馬鹿みたいに可愛くころころ笑うんです。……一人でもへっちゃらだって』  ベルは自分の見てきたものを語り、ヘスティアが目にしていないリリのことを何度も話した。  その上で、自分の想いを 吐露 した。 『神様だって、寂しかった僕を助けてくれたじゃないですか?』  リリに自分を見たのだと言う。  ヘスティアと出会う前、オラリオをたった一人でさまよっていた、不安と寂しさで潰れそうになっていた、あの時の 孤独 を彼女の中に見たのだと言う。 『間違っていたならそれでいいんです、でももし間違っていなかったら……今度は、僕があの子のことを助けたい』  自分を救ってくれた 神様 のようにと、ベルは最後にそう言い切っ

    メモベルがヘスティアにかたる言葉。ベルの目でリリを読者に見せている。

    黄色のハイライト | 位置: 4,297
    「サポーターさん、サポーターさん。冒険者を探していませんか?」 「えっ?」  リリは顔を上げる。  目を丸くしているその栗色の瞳に、ベルは笑いかけた。 「混乱していますか? でも、今の状況は簡単ですよ? サポーターさんの手を借りたい半人前の冒険者が、自分を売り込みに来ているんです」  リリも気付いたようだった。  頬が温もりに染まり、ぐっと 潤み出す瞳が喜びを 湛えて

    みんながハイライトしているかしょとのこと。粋な再会。

  • (2023/109)シリーズ2作目はランクアップこそ果たしていないものの、成長スキルと「神様のナイフ」のお陰でメキメキとステータスを上げる主人公ベルと、ダンジョン冒険が捗るサポーターとの話で、特殊装備である「神様のナイフ」に纏わる騒動。また一人、ベルを取り巻く女の子が増えましたねと。ステータスがガンガン上がるけど、ランクアップの仕組みってどうなってるのかな。もう一冊、Unlimitedで読んでみよう。

  • 読了。

  • 久しぶりに読み返しましたが
    不穏な物語を積み重ね、突き落とし、追い込まれた結果、リリが心を許し仲間になるシーンがとにかく好きなんです。

  • RPG的な要素をうまく取り込んだ世界観がいいですね。
    冒険も面白くなってきました。

  • 2冊目ですね.
    新ヒロインのサポーターちゃん.
    サポーター:ダンジョン探索における荷物持ち.
    コレが居ると冒険者が身軽に活動できるので探索深度も伸びる.
    そんな感じで.
    でもこのベル君に寄ってきたサポーターちゃん,どうやら裏があるようで?

    順調に到達深度を伸ばすベルくん.
    冒険者になってから一ヶ月そこそこで10階層到達ですよ?
    なんてハイペースな.
    しかも誰かの陰謀?で魔法まで習得ですよ.
    仲間を増やして次の階層へ.

    アイズちゃんが可愛いわー.
    出番少ないけど.
    本人の知らぬうちにフラグを建立してる感じですよ.
    でも次回アイズちゃんがベルくんの所に来そうな感じですぞ.
    楽しみだぜ.

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著者プロフィール

第4回GA文庫大賞で【大賞】を受賞、GA文庫『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』でデビュー。

「2023年 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 ドラマCD付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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