ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 (GA文庫) [Kindle]
- SBクリエイティブ (2013年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (361ページ)
感想・レビュー・書評
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リリを改心させる
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アンリミテッドにて読了。二巻目。アニメで人気らしいので軽い気持ちで読んだが大当たり。感動もするし良い、健全なストーリー。ひ弱な少年が、ある女性に憧れて強くなろうとする異世界ダンジョンクエスト物。
だんだんと仲間が増える段階。さらに増えそう。星五つ。
感動した台詞をハイライトしたので下記にコピペ(せっかくハイライトした台詞が、Kindleの仕様により(ルールにより?)尻切れ状態になっている。次回からはコピーしてメモとしてペーストする予定):
6
黄色のハイライト | 位置: 4,110
欠損しても冒険者は痛くもかゆくも思わないただの荷物持ち。役立たず。 一人では何もできないリリの天職。まさに、リリそのものだ。 愚図 な自分。 リリは、リリのことが一番嫌いだっ
メモこの表現もグッとくる。
黄色のハイライト | 位置: 4,113
リリは誰かに呼ばれたかった。リリは誰かに頼られたかった。 利用されるのではなく、必要とされたかった。 弱い自分は嫌いだった。他人の手で人生を左右される自分のことが大嫌いだった。 リリは、リリではない誰かになりたかっ
黄色のハイライト | 位置: 4,116
「どうして、リリを、こんなリリにしたんですか……?」 これまで何度死のうと考えたかわからない。 神のもとへ 還り、何度リセットを望んだのか覚えてい
黄色のハイライト | 位置: 4,124
最期 が目前に迫っていた。 「……寂しかったなぁ」 ぽろりと口から転がった言葉に、リリは驚いた。 最後の最後でこぼれた胸の中の本音。 そうか、自分は寂しかった
黄色のハイライト | 位置: 4,150
『寂しそうだったんです、その子。自分でも鈍感になっちゃってるみたいに、自分でも気付いてないみたいに、馬鹿みたいに可愛くころころ笑うんです。……一人でもへっちゃらだって』 ベルは自分の見てきたものを語り、ヘスティアが目にしていないリリのことを何度も話した。 その上で、自分の想いを 吐露 した。 『神様だって、寂しかった僕を助けてくれたじゃないですか?』 リリに自分を見たのだと言う。 ヘスティアと出会う前、オラリオをたった一人でさまよっていた、不安と寂しさで潰れそうになっていた、あの時の 孤独 を彼女の中に見たのだと言う。 『間違っていたならそれでいいんです、でももし間違っていなかったら……今度は、僕があの子のことを助けたい』 自分を救ってくれた 神様 のようにと、ベルは最後にそう言い切っ
メモベルがヘスティアにかたる言葉。ベルの目でリリを読者に見せている。
黄色のハイライト | 位置: 4,297
「サポーターさん、サポーターさん。冒険者を探していませんか?」 「えっ?」 リリは顔を上げる。 目を丸くしているその栗色の瞳に、ベルは笑いかけた。 「混乱していますか? でも、今の状況は簡単ですよ? サポーターさんの手を借りたい半人前の冒険者が、自分を売り込みに来ているんです」 リリも気付いたようだった。 頬が温もりに染まり、ぐっと 潤み出す瞳が喜びを 湛えて
みんながハイライトしているかしょとのこと。粋な再会。 -
(2023/109)シリーズ2作目はランクアップこそ果たしていないものの、成長スキルと「神様のナイフ」のお陰でメキメキとステータスを上げる主人公ベルと、ダンジョン冒険が捗るサポーターとの話で、特殊装備である「神様のナイフ」に纏わる騒動。また一人、ベルを取り巻く女の子が増えましたねと。ステータスがガンガン上がるけど、ランクアップの仕組みってどうなってるのかな。もう一冊、Unlimitedで読んでみよう。
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読了。
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久しぶりに読み返しましたが
不穏な物語を積み重ね、突き落とし、追い込まれた結果、リリが心を許し仲間になるシーンがとにかく好きなんです。 -
RPG的な要素をうまく取り込んだ世界観がいいですね。
冒険も面白くなってきました。 -
2冊目ですね.
新ヒロインのサポーターちゃん.
サポーター:ダンジョン探索における荷物持ち.
コレが居ると冒険者が身軽に活動できるので探索深度も伸びる.
そんな感じで.
でもこのベル君に寄ってきたサポーターちゃん,どうやら裏があるようで?
順調に到達深度を伸ばすベルくん.
冒険者になってから一ヶ月そこそこで10階層到達ですよ?
なんてハイペースな.
しかも誰かの陰謀?で魔法まで習得ですよ.
仲間を増やして次の階層へ.
アイズちゃんが可愛いわー.
出番少ないけど.
本人の知らぬうちにフラグを建立してる感じですよ.
でも次回アイズちゃんがベルくんの所に来そうな感じですぞ.
楽しみだぜ.