しきもんつかいはヒミツの柊さん (GA文庫) [Kindle]

著者 : 桂木たづみ

• SBクリエイティブ (2012年12月13日発売)

感想・レビュー・書評

[かりおんさんの感想 · 2013年6月15日]

通学途中，駅ですっ転んだ少女の荷物を拾ってあげて居ると
その中に分厚い本があった．
どうやらその本は「ポケモン図鑑」みたいなもので
少女は「ポケモンマスターを目指している」らしい．
というイメージで．
いや，ポケモンマスターと言うよりはポケモン図鑑のコンプリートか？

しきもん大百科に触って影響で
しきもんが見えるようになってしまった少年がなんだかんだ．

しきもん大百科の読み方の件あたりで力尽きました．
わけがわからないよ．
なんていうか，狂気を感じる．
というか疲れる．
少年がしきもんつかいの少女が
「何を言っているのかわからないことがわかった」し
「ソレはそういうものだとして考えることも諦めた」的な部分なんだろうけど
そこらへんでついて行けませんでした．

「なんでこれがこうなんだ？」
「これがこうだからですよ．これがこうであるのに理由なんてあるんですか？」
みたいな？

多分アレだよ，ポケモン図鑑のポケモン番号に理由が存在しないようなもんだよ．
タイプ順でもないし五十音順でも無いし．

名前を間違える件もあんなに繰り返す必要があったのか…．
いや，少女が「しきもん以外に一切興味が無い」という点を象徴しているから必要か．

もっとがんばりましょう．