WIRED VOL.8 GQ JAPAN.2013年7月号増刊
- コンデナスト・ジャパン (2013年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
-
これに出てくるウィルアイアムの言葉は
音楽の世界への認識をかなり拡大してくれた
見晴らしの悪い場所で音楽やってると
どんどん狭苦しくなるから詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了:2013/9/23
かなり前に買ったのに積んだままだった。
アメリカ初代CIO、ヴィヴェク・クンドラのインタビューが興味深かった。
「日の光こそ最良の消毒薬」
「閉鎖的で、秘密主義で不透明な文化は、腐敗の土壌となり、ヒエラルキーによって階層化されます。そこでは、『パフォーマンス』が重視されず、『忠誠』が重視されるのです。それは危険なことです。そういった組織にとっては、組織そのものが市民よりも大事なのです。」 -
特集の音楽より群れについての記事が気になり購入。イナゴの共食いとか全然知らなかったし、集団行動に見える鳥の群れもも実は個人個人は自分の周りに合わせているだけというのも斬新だった。今ITで検索による情報収集より身近な知り合いが何に興味をもっているかのほうが価値が高いというのもあながち間違いではないのだろうとふと思ってしまう。人間の集団行動に対する研究も今後もっと進んでいくのだろう。
-
これからの音楽
-
写真がきれい。中身もおもしろい。
-
これからの農業についての特集が面白かった
-
音楽配信ビジネスの今年の動向がまとまってる。具体的にどう収益化するか、と、時代はそっちだからいまは仕方ない、という話と半々述べられてて頭痛い。
-
これからの音楽がメインの特集。
いろいろな音楽のコンテンツビジネスが紹介されていておもしろかった。
最後にあるHACKED
というタイトルの記事は是非読んだ方が良いと思う。 -
その「パスワード」ではあなたの個人情報は守れないという記事が載っている。情報ののぞき見と言えば、アメリカの情報機関「国家安全保障局(NSA)」による通信記録を大量入手していた問題。大手インターネット関連企業や通信会社からの利用者のデータを収集していたとは驚きだ。この問題を暴露したのは、元中央情報局(CIA)職員のエドワード・スノーデン氏。
個人が同じことをやったら犯罪行為、変態行為になるのに、国がやると無罪とは何という事か。テロ組織を監視するためという最もらしい表現で厚化粧した恐ろしい行いだ。
パスワードの設定にひと手間かけた方がよいと記事では指摘している。安易なパスワードは、passwordと書かれている。いくらなんでもこれはひどい。いったい何のために頭はついているのよと言いたくなる今日この頃。
ネットでクリックすれば、最短で即日配達。便利な世の中になったものだ。その配達の秘密に迫った記事がある。あの広大な国土が広がっているアメリカで、即日配達が可能になった作業工程について詳しく述べられている。
アメリカでは、移民が大量にやってくるので心配はないだろうが、日本では、宅配便が届かない!?コンビニから商品が消える!?ドライバー不足が引き起こす「物流2015年危機」という記事が週刊ダイヤモンドに載っていた。
「攻めの農業」をスローガンに掲げて環太平洋パートナーシップ(TPP)協定に立ち向かおうとしている安倍政権。今までの農業のあり方を変えていかないとそう簡単には外国産の農産物に対抗していくのは難しい。
アメリカでも、一部の大企業が牛耳っている食品業界のあり方に疑問を持ち、自分たちで事業を起こしている人たちが取り上げられている。そして、日本の若い起業家ならぬ「起農家」たちが取り上げられている。こういう「起農家」がどんどん出てきて、国内外で大いに活躍してほしいと願わずにはいられない。遺伝子組み換え作物で有名なモンサント社のようなロビー活動を積極的に行い、有無を言わせないやり方で商売をしている会社に職の安全を脅かされてしまっては、消費者としてたまったものではない。
その他にも読みたくなるような記事が載っていて頭の中が満腹になる。今回も期待を裏切らない特集で魅了された。次回も脳細胞を刺激する記事を期待したい。
アメリカの情報機関「国家安全保障局(NSA)」による通信記録を大量入手していた問題に関する記事
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95900H20130610?rpc=188
週刊ダイヤモンドの記事
http://diamond.jp/articles/-/36753?page=5
アップリンクのサイト
「世界が食べられなくなる日」
http://www.uplink.co.jp/movie/2013/7420
「モンサントの不自然な食べもの」
http://www.uplink.co.jp/movie/2012/711