フェア・ゲーム (モノクローム・ロマンス文庫) [Kindle]

著者 : ジョシュ・ラニヨン 冬斗亜紀

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感想・レビュー・書評

[月男さんの感想 · 2023年6月13日]

元FBI捜査官で現大学教授エリオットと、その元同僚であるFBI捜査官タッカーの事件絡みな恋愛模様。作者さんお得意の分野かな。

再会当初からタッカーはエリオットに未練バシバシなのが丸わかりだし、エリオットもわだかまりを抱きつつ未練たらたら。こんなふたりなので、割と早い段階であっさり元サヤへと納まってしまいます。犯人も登場から何となくわかっちゃったので、全体的に小さくまとまった感。ちょっと物足りなかったかなあ。

いつもならつかず離れず、事件も恋愛模様も難航する関係性を描くのがお得意な作者さんの、くっついた状態のふたりが登場する次巻以降、どうなるのかが楽しみです。