マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン (集英社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • サチさんと勘一さんの馴れ初め話(というには、物騒でゴタゴタがありすぎるけれど)。
    東京バンドワゴンシリーズの中でも、好きな一冊だ。

  • 昔の堀田家のお話。
    サチさんと勘一さんの馴れ初めも含めて、今の堀田家の成り立ちも分かるお話だった。

    『マイ・ブルー・ヘブン』邦題だと『私の青空』。のんびりとして解放感のある歌だと思っていたけど、終戦後に流行った、希望を歌った歌だったのか。堀田家の空気感とよく合う歌だなぁ。

  • 東京バンドワゴンシリーズの番外編。

    あのサチさんが子爵の娘・咲智子であった頃のお話。
    正直,本編よりおもしろいかもしれません。

    時代背景もあって,ドラマチックであり,読み応えがある。
    これまでのシリーズを読んでいなくても楽しめますが,
    読んであると「あ,ここがあそこに繋がるんだな」とか「あぁ,こういう風に作りたかったんだ」とか
    面白ポイントが増えると思います。

    本編にちょっと食傷気味だったのですが,これを読んでまた本編版も買いたいなと思いました。
    ヨカッタヨカッタ。

  • シリーズ番外編。本編では語り手であり、幽霊であるサチおばあちゃんが主役。3冊出して、ここで番外編で実はこういうことだったのね、ともってくるのは上手いタイミングね。5冊目からは、また違った読み方できるもんね。商売上手!

  • 戦後の混乱期での、曾祖父母の馴れ初めを描く番外編です。


    はい、いつも以上にご都合主義です。
    良いのです。
    家族皆で視れて笑えて泣ける展開でさえあれば。

    ばぁちゃん、品が良いと思ったら。。。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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