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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (302ページ)
感想・レビュー・書評
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綿矢りさにここ最近はまって読んでます。(kindle unlimited 対象2022.8.18現在)
この本は本当にオススメ!ぜひ読もう!
以下、書評となります。
彼女の描く人物には、絶対的な悪とか言い方は悪いが性格が完全にクズな人がいない点がすごく魅力的である。
必ずその人の中でも「これはダメ」「これは譲れない」とかなり独自の倫理観が形成されている点は有名な勧善懲悪のアニメやドラマなどでは得られないものだろう。
この本はまさに「not 勧善懲悪」の代表作だと思う。
人物のやってはいけない境界線がところどころ見え隠れしていて、どの人物も憎めない点がある。
王道からは少し外れているが、ぜひともこの本は読んだ方がいいと思う。本当にオススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示