意地悪な食卓 (角川ホラー文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2013年4月25日発売)
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  • 本 ・電子書籍 (177ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 殆どが女性が主人公の食にまつわる短編集。イヤミス的な内容が多いが、サラリと読める。
    どれもそこそこ面白いと思ったんだけど、どれもあまり残らなかった。強いて言えば「嗅覚」と「珍味」が良かった。
    最後の「怖い食卓」、ああ、ありそうと思った。私にはお店云々より「食わず嫌いだろ?ここのは絶対食べられるから」って、嫌いな食べ物(レバー)を部長に注文されたのが過去一番の恐怖だったかな。

  • 「嗅覚」「珍味」「遺品」「弁当箱」「給食」「手作り」「お裾分け」「怖い食卓」の8編。

    分かりやすいホラーではなくて、不思議な気持ちになる終わり方の話が多かった。

  • つまらないわけではないけど、
    印象にのこらなかった

  • 名前の通り「食」を通じたコミュニケーションをテーマにしたホラー短編集。
    食卓、というタイトルにも納得です。
    同じテーブルを囲んだ女性たちが、食を通じて恨みだったり妬みだったりをぶつけあっている姿に、ページを捲る手が止まりませんでした。

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著者プロフィール

新津きよみ長野県生まれ。一九八八年『両面テープのお嬢さん』でデビュー。二〇一八年『二年半待て』で徳間文庫大賞を受賞。『女友達』『トライアングル』『ふたたびの加奈子』など多くの作品が映像化されている。主な著書に『夫以外』『ただいまつもとの事件簿』『セカンドライフ』『妻の罪状』など。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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