- Amazon.co.jp ・電子書籍 (135ページ)
感想・レビュー・書評
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この本は、こういったエッセイにしては珍しく、とてもポジティブな内容になっています。
作者の実体験や、周りのASの人のエピソードが面白おかしく書かれていて、「AS同士でもツッコミあったりするんだな」と、遠慮なく楽しむことができました
私は常日頃思うことがあるのですが、周りには、自分と合わない人や、周囲から浮いている人がいるかもしれません。そんな時、私たちの頭の中に「この人はもしかして障害を抱えているのかな?」と疑う引き出しがあると、こちらは優しくなれるし、相手は理解してもらえてウィンウィンになれて良いのかなと。
それを人は「失礼だ」「差別だ」というかもしれません。
ですが、この本の作者がおっしゃっているように、「障害」と呼ぶことは、あくまで健常との区別であって差別ではないです。
その倫理観を我々が恐れて、理解しようともせず遠ざけてしまうより、こうした本で彼らの見る世界を知れるのはとてもいいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分には関係ないが知識として、と思って読み始めましたが、思い返すとこの症状だったのかもという友人が数名思い当たりました。天然、個性的、と思っていじって笑っていましたが、本人は悩んでいたかもと思うと私の無知で悪いことしたなと思いました。ポップにアスペルガーへの理解を深められる良い本だと思います。
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どんどんこの人のイメージが変わってくる…。
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アスペルガー(AS)学習障害(LD)注意欠陥多動障害(AD/HD)な作者のにぎやかな毎日。
大注目の作家が「おとなの発達障害」を笑い飛ばす!(amazonさんより) -
発達障害当事者のエッセイ漫画。
自分もそうじゃないかと疑ったりしてるけど(せっかくなので特別収録やってみたけど指数は30点にも満たず)、著者のやらかしエピソードはなかなかぶっ飛んで感じた。
こだわりが強かったり、ただわからないだけで悪気はなかったり、発達障害といっても種類があるし、病名だけでも症状(どこにこだわるか、何が気になるかになってくるんだろうけど)はいろいろなので、誤解が多く生まれるのは理解できる。 -
アスペルガー。こういう脳の障害はなかなか区別つきにくいし、よく分からない事が多いから、ふーんと思いながら読む。けど、やっぱり人によりけりなんだろうね。難しい。
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アスペルガー、ADHD、学習障害の3つの発達障害を持った作者(とその周りの人)の失敗談。
聞いたことはあってもどういう特性なのかあまり知らなかったので、ほほうと軽く読めた。 -
アスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥/多動性障害などの発達障害を持つ漫画家・元看護婦によるコミックエッセイ。ありがち行動と医師による解説。実体験なのでよくわかる。
深刻体験かもしれないけど、それを笑い話にしているのが良いです。理解が深まります。 -
いやはや大変。
でも競争の激しい漫画の世界に生き残るのはこの特性の
おかげなのかも。(勿論、努力もあるのだが) -
言ってくれればできるのに、が印象的。