働かないアリに意義がある<働かないアリに意義がある> (メディアファクトリー新書) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA / メディアファクトリー
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感想・レビュー・書評

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  • 人間社会の働きアリの言い分を聞いてほしい。

  • 最近ひねくれてトム・ルッツの「働かない」という本読んでみたりしてるのだけど、この本は生物学的にも人間社会のシステムを考える上でも面白いなーと思った。

    正確には「働かないアリ」というより、「働く気はあるけど働けないアリ」のほうが正しい意味だと思う。

    アリには反応閾値(はんのういきち)っていう「仕事に取り掛かる反応の速さ」が個々に違っていて、アリの巣内での仕事量に応じて「そろそろ仕事するかー」という感じで、今まで働いていなかったアリ達がぞろぞろ仕事に取り掛かっていくそう。

    実は7割のアリはまじめに働かないというから、一見なまけものの集団なんだけど、働き続けて皆が疲れてしまうとアリ社会が崩壊してしまうので、この「働くことに対する反応のバラつき」が、少ない生産性でも長く社会を永続していくための合理的なシステムなんだとか。

    なんでも生産性と費用対効果を求める現代社会へのアンチテーゼですね!
    単純に読み物としても面白かったです。

  • レビュー書いたよφ(`д´)
    http://cheeky-supreme.hateblo.jp/entry/2013/12/14/210307

  • 人間社会はアリ社会ほど統一意思がないため、働かないアリに意義があるとは中々思えないけど、アリ社会における、バッファー的役割。働かないアリ。

    非常に興味深かった。

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プロフィール

進化生物学者。1961年、東京生まれ。北海道大学大学院農学研究院生物生態・体系学分野動物生態学研究室准教授。観察、理論解析とDNA解析を駆使し、主に真社会性生物の進化生物学研究を行っている。実験から得た「働かないアリだけで集団をつくると働くものが現れる」などの研究で話題を呼んだ。

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