精神科医が教えるぐっすり眠れる12の法則 日本で一番わかりやすい睡眠マニュアル [Kindle]
- シオン出版局 (2013年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (68ページ)
感想・レビュー・書評
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樺沢先生の他の本にも書かれていたこともあった。
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樺沢先生の本はどれも箇条書きでまとめられていてわかりやすいです。この本も睡眠に必要な項目だけ列記されていて、短いけれど必要十分な内容。
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☆睡眠の質は朝目覚めたときの気分に最もよくあらわれる。
睡眠時間だけではなく「熟眠感」が重要。
→ぐっすり眠るためには就寝前の数時間の過ごし方が重要。
・リラックスしてのんびり、副交感神経を優位にさせる。
・就寝前数時間はご飯を食べない。(夕食を食べたら間食はしない)
☆運動によって疲れが取れる
・運動により①睡眠が深まる+②疲労回復物質(成長ホルモンなど)が分泌。
・成長ホルモンは、通常は寝ているときしかでないが、有酸素運動を30分以上続けても出る。
(注)血糖値が上がると成長ホルモンは出なくなる
→その意味でも就寝前の食事は避けるべき。
・軽い運動(柔軟・ヨガなど)なら寝る1時間前、ひと汗流すなら早い時間(19時ごろ)。
☆寝る前は視覚刺激は避けて、それ以外の五感を刺激する(ヒーリングミュージック、アロマなど)
暗いところで過ごすことでメラトニンも分泌される
☆夏場のエアコン
・タイマー設定(夜間に切れる)は睡眠ではマイナス。
・やるなら設定温度高めでの終夜運転。
・送風VSエアコンでは送風の方が深い睡眠得られたという研究。
☆生理的に寝だめは難しいことが示されている
睡眠時間を多めにとるとしても2時間程度。
(逆にリズムを崩してしまう。)
休日に昼まで寝る、とかはダメ。
☆昼夜逆転の人は・・・
→最も重要なのは、「朝に朝日を浴びる」こと。
=体内時計のリセット
☆すっきりとした目覚めで重要なのは「セロトニン」
・メラトニンはセロトニンをもとに合成される。
→セロトニンはぐっすりねむることにも重要。
・鬱病に関わるのもセロトニン。
・セロトニンを出す方法3つ
①日光を浴びる、②リズム運動(ウォーキング、ジョギング、スクワットなど)、③咀嚼・噛む
(ex)朝起きたら15分程度外で散歩をすれば、「朝日をあびる」+「リズム運動」で多くのセロトニン活性効果。 -
睡眠について
コンパクトにまとまった
安い300円程度
の睡眠についての本
睡眠改善したいと思ったらとりあえず
読んでみてもいいと思う
ネットで調べてものっているようなことも
多い -
良質な睡眠を求めて購入しました。
ターゲットが不眠症に悩む人のような気がして、
健康な人がより良い睡眠を取れるようにする画期的な知識というものは無さそうであるということと、
載っている法則に特に真新しいことがなさそうだったので
積読です。 -
全部できるようにがんばろう。
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睡眠は体力だけではなく、気力も回復してくれる。
深く眠れない日々が続くと、ストレスが蓄積されていき、うつ病になる危険すらある。
本書には、深く眠るためのいくつかのコツが、科学的事実に基づいて書かれている。
まず一つ目は、深く眠れるようになるコツ。
飲酒や食事を避ける、ゲームなどの視覚興奮系娯楽を減らす、入浴を早めに済ませるなどの方法で、副交換神経に切り替わり、ぐっすり眠れるようになる。
もう一つは、すっきり目覚めるためのコツ。
散歩をして日光を浴びる、カーテンを開けて寝る、よく噛んで朝食を摂るなどにより、交感神経に切り替わり、意識がスッキリする。
また、ストレスを抱えている人は、その原因を解消することの重要性についても述べられている。
どれも簡単に実践できるものなので、試してみようと思わせてくれる。
とても良い本でした。
どれも「それは知っている...」って内容が多いんですよね。
まあでも、知ってても実行していない大切な...
どれも「それは知っている...」って内容が多いんですよね。
まあでも、知ってても実行していない大切な事ってあるので、
一概に価値が無いとは思ってませんが。