新しいヘーゲル (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  ヘーゲルといえば弁証法だろう。ただこの意味を強く学習くらいに軽く捉えていた。そうではなく弁証法が起こるということは、個人の内にもっと強く厳しく転換を迫るようなものだと思う。
     ヘーゲルは理性の力による個人および社会の発展を確信していたように思う。しかし最後の章、その近代思想の潮流の中でナチズムが生まれたことをどう考えるか。その問が終章でなされたことがとても印象に残る。
     理性と理性との弁証法のみならず、理性と"身体"との弁証法(というより和解か)も必要なのかもしれない。

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著者プロフィール

1940年生まれ。東京大学卒業。著書「ヘーゲルの歴史意識」「格闘する理性」他。訳書フッサール「経験と判断」ハーバーマス「イデオロギーとしての科学と技術」他。

「2019年 『美術の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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