諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない [Kindle]

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  • プレジデント社
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感想・レビュー・書評

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  • 諦めるの語源は「明らかにする」という意味で、前向きな意味を含んでいる。世の中のほとんどのことはトレードオフだ。何かを選ぶということは何かを諦めるということだ。むしろ、諦めた数だけ成長すると言ってもいい、と為末さんは言う。人に左右されない自分独自の価値観に気づき、諦めるという選択を前向きにとらえることで世の中をサバイブしていこうというのが本書の趣旨である。
    やりたいことがいっぱいで追い込まれている人にはおすすめです。いいガス抜きになる。

  • Kindleにて読了。
    一気読み。


    ・方向転換する理由について。
    「飽きたから」で方向転換する人の話は面白かった。この人は自分に似てる。法学の道を辞めた理由は,かっこいい細々としたものはたくさんあるけれど,やっぱり最も大きなものは「飽きた」のと「一番にはなれない」と思ったのと,「もっと面白そうなのがあった」からだと思う。当時を振り返って興味深いのは,サンクコストについては考えていなかったこと。それよりも一番になれないことについて3年もやれば悟って,その道を継続する方が辛かったように思える。

    ・考え方について。
    好きな一節は,「自分に向いている仕事を作れないか?」「自分が一番になれるスポーツを作れないか?」という発想。一番という序列を持ち出すとちょっと自分の考え方とは違うのだけど,自分が最も輝くようなものを新たに作り出すことはよくやっていたように思える。ルール作りとか。
    でもそれ以上に,一番みんなが面白がれそうなもの,を作るのが好きだったかな。あんまり自分の得意不得意に基づいてみんなを誘導したりはしてなかったかも。そこはちょっと違うか。

  • 自分の勝てる分野を見極めてそこでしっかり勝ち切ろう!

    見極め、諦めが大事!

  • あきらめる力は自分らしく生きていくのに必要な力。
    続かない人を努力が足りない人と思うのではなく、自分らしく生きている人だと思おうと感じた。
    他人を理解するのに役立ちました。

  • 後ろ向きな話しか出てこないなーと読む進めていたら、それは誤解だという事に気づきました。ある意味前向きで、普段の自分の物事の捉え方、また子育てにも役に立つ本でした。

  • 特にスポーツ選手に響く1冊のような気がします。
    もちろんスポーツとは関係のない人にもあてはまるような内容なので,ぜひ今後の人生の指針のお助けをになう本としてとてもいいと思いますね。

  • 日本人全員読んだ方がいいんじゃないかな。
    冷静に自分を見つめ、勝てるフィールドで戦略的に戦う。これは社会人だって必要だし、アスリートだってそうだ。
    今一度、自分の道についても見直してみたいと思った。

  • 自己啓発
    Kindle Unlimited

  • 自分と限界まで向き合ったからこそ紡ぎ出せる人生訓。

  • ただ、自分の憧れる存在が本当に自分の延長線上にいるかどうかということを、しっかりと見極めるのは非常に大事なことになってくる。自分とはまったく接点のない人に憧れて、自分の短所を埋めているつもりが長所ごと削り取っている人はかなりの数に上ると思う。僕はこれを「憧れの罠」と呼んでいる。,,人生は可能性を減らしていく過程でもある。年齢を重ねるごとに、なれるものやできることが絞り込まれていく。可能性がなくなっていくと聞くと抵抗感を示す人もいるけれど、何かに秀でるには能力の絞り込みが必須で、どんな可能性もあるという状態は、何にも特化できていない状態でもあるのだ。できないことの数が増えるだけ、できることがより深くなる。,,人間には変えられないことのほうが多い。だからこそ、変えられないままでも戦えるフィールドを探すことが重要なのだ。 僕は、これが戦略だと思っている。,,最高の戦略は努力が娯楽化することである。そこには苦しみやつらさという感覚はなく、純粋な楽しさがある。苦しくなければ成長できないなんてことはない。人生は楽しんでいい、そして楽しみながら成長すること自体が成功への近道なのだ。,,ビジネスの世界では、三十代半ばから四十代前半あたりがそうした年齢に当たるだろうか。いずれにしても「先が見えてくる」ころからは、「やればできる」「諦めなければ夢はかなう」というロジックだけでは人生はつらいものになっていくだろう。,,人は、成功の確率が一パーセントしかないのに、願望に基づいたいろいろな理屈をつけることで、一〇パーセントに水増しするということをやってしまいがちだ。,,僕は、決断を引き延ばすことと、周囲との関係を断ち切れないことは関係していると思っている。ある意味で、諦めることは周囲との関係性をいったん断ち切ることにほかならないからだ。,,人は場に染まる。天才をのぞき、普通の人がトップレベルにいくにはトップレベルにたくさん触れることで、そこで常識とされることに自分が染まってしまうのが一番早い。人はすごいことをやって引き上げられるというより、「こんなの普通でしょ」と思うレベルの底上げによって引き上げられると思う。 今までいた場所で、今までいっしょにいた人たちと会いながら、今までの自分ではない存在になろうとすることはとても難しい。

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著者プロフィール

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で、日本人としてはじめてメダルを獲得。シドニー・アテネ・北京のオリンピックに連続出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2019年7月現在)。2012年現役引退。
現在は、Sport × Technologyに関わるプロジェクトを行う株式会社Deportare Partnersの代表を務める一方、「どうすれば人は、自由に、しなやかに生きていけるのか」を、等身大のことばで発信している。こどもらしさを忘れずに息子と向き合うお父さんでもある。
著書に、『諦める力』(プレジデント社)、『走りながら考える』(KADOKAWA)などがある。

「2019年 『生き抜くチカラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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