夏への扉 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 主人公がどんどんビジネスパートナーであり親友に裏切られたり恋人に裏切られたりするシーンにドキドキさせられました。

    その運命から逃げるように冷凍睡眠に30年間入る主人公ですが、医師が言った、「君は人生から逃げるんだな」と彼に言った言葉がとても響きました。

    私も冷凍睡眠に入りたいぐらいだなんて思うことが多々あります。
    でもそれって自分の人生からの逃げなんだなぁと思います。

    主人公は冷凍睡眠をして30年後の未来に行き、そこからタイムマシンに乗って30年前に戻り、色々と失敗を修正しますが…なんだかそれって人生の醍醐味を台無しにしているような気さえします。

    あの時、ああしていれば…なんて思うことや後悔することは多々ありますが、過去は修正できないからこそ失敗から多くのことを学び成長するんじゃないかなぁと思います。

    もし未来にタイムマシンや冷凍睡眠などができるようになれば恐ろしいなぁと感じました。

    最後の章はあまり私の好きな終わり方ではありませんでしたが、最初の方はとても面白かったです。

    翻訳で使われている言葉なんかも、古風で知的な言い回しが多くよかったです。

  • 有名なSF作品で、楽しみに読み始めたものの、そんな面白いかなぁと感じてしまった。古い作品だし当時の作品と考えれば恐ろしい想像力だとは思うのだけれども。

  • 古典SFの代表作だし、今でも高評価のようなので20年ぶりに再読してみたが、やはり……個人的には、おもしろくない。昭和のSF的古臭さを差し引いても好きになれない。女性の描き方が古臭いオヤジ的発想で型にはまっていてものすごくつまらない。猫はとてもうまく描けてるのに…。猫に発揮したくらいの敬意を女性登場人物に対しては発揮できなかったのだろうか。50年代終わり発表作だからしょうがないか。私的には古典の名作とまでは受け取れなかった。

  • 表紙も猫だし猫のピートが中心の話かと思っていたら、うっ!SF…それも結構本格的な。しかし読んでみたらメチャ面白い。個人的にSFで苦手な所は想像の世界をなかなか実感できない所。この作品は親友と婚約者に騙されるという人間ドラマが中心になっていることもあり結構実感をもってドキドキ、この先どうなるのか気になってページを捲ってしまう。コールドスリープとタイムトラベルによって時間軸が錯綜する。過去と未来をこういう手法で行き来する発想は見事。もう会えないと思っていたピートとも再会。そして形勢逆転、まさに痛快の面白さ!

  • 2018/04/18
    濃厚で哲学的でチンプンカンプンなのかなって思ってた
    かなり読みやすい
    あと猫が主人公ではない
    大事な友達だけれども

    未来へ行く、過去に戻る、未来へ行く、ハッピーエンド

  • 伏線の回収段階に至ってからの快感はたまらないし、その鮮やかさに感動して泣けた

  • 最高に面白いじゃんこれ
    もっと早くに読めばよかった
    1956年の作品らしいけど、全く古さを感じない
    現代の科学技術と比べても荒唐無稽なものではないし、ハインライン凄過ぎる
    万能フランクがまだないのが残念
    単なるタイムリープものではなくて話としてしっかり面白い
    ピートとのやり取りも良いね

  • 語り手の“ぼく”と猫のピートが、「夏への扉」をさがす物語。冷凍睡眠保険によって30年後の世界で目覚めた“ぼく”。猫好きが願うのは“ぼく”以上にピートの幸せ。ハッピーエンドを願って開けた扉。さて、その先にあるものは…。

  •  言わずと知れたSFの金字塔。かなり前、恐らく高校生の時に文庫で読んだはずだが内容はすっかり忘れていた。あまりに忘れているので読んでなかったかもしれないと思い始めたが、ほんのわずかに覚えている箇所があった。しかし忘れていたおかげで初読の時と同じように楽しめた。

     書かれたのは1957年。1970年に暮らしていた主人公が冷凍睡眠で未来に行くが、未来でも2000年だ。他の多くの古典SFの例に漏れず、未来として描かれた時代がすでに過去となってしまった。それでも作品としての面白さは一欠片も損なわれていない。さすがである。

  • ★6つ付けたい!

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