クリスマスに殺人鬼が女子寮にあらわれ惨殺しまくるというサイコ・スリラー。
[ファイナル・デスティネーション]シリーズの人がなんとか〜と裏ジャケに書かれてたから続きなのかと早合点して借りてしまったが、それとは内容は関係ない74年のカナダ映画[暗闇でベルが鳴る]のリメイクだった。というのを観たあと調べて知った次第。しかも19年にも[ブラック・クリスマス]というタイトルでリメイクされている。
なんで同じ映画なのに3作ともタイトル違うのか… 紛らわしいな。原題は同じだけど。
以下ネタバレあります!
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クリスマスでも寮に残ったままの女子大生が8人もいる上に(その中の誰か忘れたけど女子の)姉もやってきて9人に。姉は部外者なのになぜか出番多め。 当の妹はいの一番に殺されるのに…?
トータルでいえば20人近く死人が出るが、そんな怖くもグロくもない印象なのは、血飛沫とかで済まされることが多いからかもしれない。悪く言えば演出がチープである。
カットは多いしアングルは凝ってるしで、映像的には悪くないはずなのだけど、「 おや、このビリーってのはあの有名な殺人鬼の部屋かい?」みたいなわざとらしい説明セリフが多くて、聞いてるこっちが恥ずかしくなる。
他にも警察がいい加減すぎるとか、寮母さんのアレは笑うしかないとか、妹が床でピクピクしてるのにスルーする兄の心中は如何に!? など山ほど気になるところがあって一周回って逆に面白いといえなくもなかった。
アグネスはどこから来たんだろう。 今までどこにいたの?