ファイナル・デッドコール [DVD]

監督 : グレン・モーガン 
出演 : ケイティ・キャシディ  メアリー・エリザベス・ウィンステッド  レイシー・シャベール  ミシェル・トラクテンバーグ  オリヴァー・ハドソン  クリステン・クローク 
  • アメイジングD.C.
2.13
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本棚登録 : 13
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580189025910

感想・レビュー・書評

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  • クリスマスに殺人鬼が女子寮にあらわれ惨殺しまくるというサイコ・スリラー。

    [ファイナル・デスティネーション]シリーズの人がなんとか〜と裏ジャケに書かれてたから続きなのかと早合点して借りてしまったが、それとは内容は関係ない74年のカナダ映画[暗闇でベルが鳴る]のリメイクだった。というのを観たあと調べて知った次第。しかも19年にも[ブラック・クリスマス]というタイトルでリメイクされている。
    なんで同じ映画なのに3作ともタイトル違うのか… 紛らわしいな。原題は同じだけど。

    以下ネタバレあります!






    クリスマスでも寮に残ったままの女子大生が8人もいる上に(その中の誰か忘れたけど女子の)姉もやってきて9人に。姉は部外者なのになぜか出番多め。 当の妹はいの一番に殺されるのに…?

    トータルでいえば20人近く死人が出るが、そんな怖くもグロくもない印象なのは、血飛沫とかで済まされることが多いからかもしれない。悪く言えば演出がチープである。
    カットは多いしアングルは凝ってるしで、映像的には悪くないはずなのだけど、「 おや、このビリーってのはあの有名な殺人鬼の部屋かい?」みたいなわざとらしい説明セリフが多くて、聞いてるこっちが恥ずかしくなる。
    他にも警察がいい加減すぎるとか、寮母さんのアレは笑うしかないとか、妹が床でピクピクしてるのにスルーする兄の心中は如何に!? など山ほど気になるところがあって一周回って逆に面白いといえなくもなかった。

    アグネスはどこから来たんだろう。 今までどこにいたの?

  • ファイナル・ディスティネーションシリーズとは何の関係も…なくもない。
    監督がシリーズ作の製作や脚本をやってたらしい、のと
    ファイナル・デッドコースターにも出てたメアリー・エリザベス・ウィンステッドが登場する点。

    お話は全く関係ないですよ。
    70年代の作品「暗闇にベルが鳴る」のリメイクらしいですし。

    さらに元ネタをさかのぼると、カナダの都市伝説
    「ベビーシッターと階上の男」らしい。

    ベビーシッターをしている女性が、赤ん坊を寝かせて自分の宿題をやってると
    気持ち悪い声の電話がかかってきて「赤ん坊の様子を見ろ」と。
    戸締りはしてあるし、赤ん坊は静かだし、電話の主はキモイしで、
    無視して宿題をやり続けていると、なんどもキモイ電話がかかってくるようになる。

    さすがに怖くなって警察に電話し、警官が来たので扉を開けようと思ったら、
    階段から血の滴る斧を持った男が襲ってきた。
    間一髪警官が男を取り押さえたものの、電話の指示通り、赤ん坊を見に行ってたら
    殺されてたんだね、というお話。

    赤ん坊は殺されてるんだけどね。


    さて、本作はそんな元ネタからは大分遠くに行ってしまいましたな。
    ある女子寮のクリスマスのお話。
    その女子寮では、毎年クリスマスに「ビリーの分」のプレゼントを用意する風習があった。
    ビリーというのは、その建物が女子寮になる前に住んでいた一家の息子。
    母親が色キチガイで、ビリーが5歳の時にクリスマスの日に旦那を殺害し、
    以後、男を連れ込んではHのし邦題。

    ビリーはもともと肝臓に問題があり、黄色い皮膚をした子供だったんだけど
    父親が死んだのを目の当たりにしてからは屋根裏部屋でひきこもりに。

    が、キチガイ母がビリーが11歳(かな?)を犯し、
    娘アグネスを生む。
    その後、母親はアグネスばかりをかわいがり、ビリーは相変わらず屋根裏暮らしなのですが、
    あるクリスマス、アグネスのプレゼントのお人形の目がくりぬかれてる!
    と、思ったらアグネスの片目もくりぬかれちゃったよ!

    で、ビリーは「これで俺の家族だ」とか言ってるわけです。

    そんなだからビリーは精神病院送りになり、アグネスは行方知れず。

    そんなのがこの寮に伝わる伝説だったわけですが、
    お約束にビリーが帰ってきて、女子高生達の目玉をくりぬきながら
    「これで俺の家族だ」祭りを開催するわけです。

    ねっちり説明されたわりにビリー自身は姿を見せるシーンも少なく、
    あまり殺人鬼的なカリスマはありませんでしたが、
    女子寮に住む女の子たちがなかなか魅力的でよいですな。

    元彼にHビデオをネットに上げられちゃった娘とか、
    その彼の今の彼女が同じ寮の子だったりとか、
    訪ねてきた妹思いの姉さんとか、
    ワインとテキーラを飲みすぎて完全に寝込んでたおかげで殺されないで済みそうになる娘とか。

    メアリー・エリザベス・ウィンステッドはダイハードでマクレーン娘、
    スコットピルグリムでラモーナをやってただけあって、他の子よりちょっと華がある気がしたな。

    まぁほとんど死ぬんだけどね。

    特に長身でメガネ、あんまり愛想もよくなさげな娘(恐らく文系)が
    ちょろっとあいさつだけして出てこなくなったと思ったら、
    いつの間にか殺されてたり、ってのはもったいなかった。

    あと、皆殺人鬼に殺されてるのに、一人ドアにぶつかったら氷柱が落ちてきて刺さって死んだ
    単なる運の悪い人もなんだかな、と思いましたねー。

  • メアリー・ウイザベス・ウインステッドが出演しているだけでFinal Destinationシリーズのバッタもの邦題がつけられた「暗闇にベルが鳴る」リメイク。なぜか照明とか音楽がダリオ・アルジェント風。退屈さも後年の作風を継承してて残念。

  • ○日本語字幕
    ○日本語吹き替え
    サブタイトル:暗闇にベルが鳴る
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    あんまり面白くなかった。
    中途半端に散らかってしまった感じ。
    顔の見分けがつかないのもつまらない理由の一つ。
    オチは良いね。完結してて。
    運命からは逃げられないファイナルシリーズかと思ったら違った。
    調べてみるとこの作品リメイクらしい。
    吹き替えはとても上手だった。
    みんなけんか腰で、運悪く死んじゃう人もいるしなんだかなー。
    妹とリーごついわー。

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