高熱隧道 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 容赦無く襲いかかる大自然の前に、人はただ屍を晒すしかないのだ。その屍の上に、今日の文明はある。
    黒部峡谷に行ったら石碑に手を合わせたい。

  • 戦前、黒部第三発電所工事(※『黒部の太陽』の第四ではないです)。『羆(くま)嵐』に続いて二冊目の吉村昭は『高熱隧道』です。取材事実に基づきつつも、創作した人物像もあるという。しかし完全ドキュメンタリーであるかのように思わせる迫力がある。摂氏160度を超える高熱地盤のトンネル掘削に賭ける男(技師)が観る最後の光景は、現代の目から見ると、ある種のSFにも似ていた。
    以前から読んでみたく、Kindle化されて速攻、買いました。

  • 読んでるだけで暑くなる。

  • 毎度のことだけど、打ちのめされる。吉村文学。

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著者プロフィール

吉村 昭(よしむら あきら)
1927年5月1日 - 2006年7月31日
東京日暮里生まれ。学習院大学中退。在学中、大学の文芸部で知り合った津村節子と結婚。
1966年『星への旅』で太宰治賞、1972年『深海の使者』で文藝春秋読者賞、1973年『戦艦武蔵』『関東大震災』など一連のドキュメント作品で第21回菊池寛賞、1979年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、1985年『冷い夏、熱い夏』で毎日芸術賞、同年『破獄』で讀賣文学賞および芸術選奨文部大臣賞、1987年日本芸術院賞、1994年『天狗争乱』で大佛次郎賞をそれぞれ受賞。吉川英治文学賞、オール読物新人賞、大宅壮一ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、太宰治賞、大佛次郎賞などの選考委員も務めた。
徹底した資料調査・関係者インタビューを背景にした戦史小説・ノンフィクションで、極めて高い評価を得ている。上記受賞作のほか、三毛別羆事件を題材にした『羆嵐』が熊害が起こるたび注目され、代表作の一つとみなされる。『三陸海岸大津波』は2011年の東日本大震災によって注目を集め再評価を受け、ベストセラーとなった。

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