本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (360ページ)
感想・レビュー・書評
-
牢名主、火付け・脱獄、逃亡。最後は十手による殴打で死亡、塩漬けにされて打ち首になる。
シーボルト、二宮啓作、宇和島藩伊達宗城、薩摩藩島津斉彬、鳥居耀蔵、遠山景元(遠山金四郎)が登場し、
幕末初期の国内情勢がわかる。
また、初期の隠れ家が尾間木(東浦・緑区大字大間木84)にあり、
現在でも「旧高野家離座敷」として、
江戸時代末期の蘭方医・高野隆仙の離れが残されている。
今度見に行ってみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
残念ながら長英は最後は捕縛される。歴史では彼は捕縛時に自刃したと書かれているが、著者の見解は違ったストーリーで描かれる。私もその見解が正しいのでは、と思う。それにしても長英の家族のその後は悲惨であり、それを知ると、一時の感情に任せて幕府批判の書物を書くような軽率な行為と、多くの人を巻き込んだ逃亡劇としての首謀者である長英本人にも、若干の怒りを感じてしまう。お前エゴ強すぎだろう、と。
全2件中 1 - 2件を表示