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感想・レビュー・書評
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血と臓物と糞尿と性行為。鬼が地獄から出てきて現世で残虐行為を行うというこの本の内容を表すとしたら、先の四つの言葉がそれ。この言葉の「全て」に興味のある人以外は読んじゃダメ。「あー、あたし臓物好きだから読んじゃおうかな☆」という方は読まないほうが賢明だと思います。もちろん「どれも興味ね~し」という方はここから先のレビューも読む必要なし。時間はもっと有効に使いましょう。
さて、そんな本……、生きたまま串刺しにされたり、生きたまま酸で溶かされたり、生きたまま腸を木に括りつけられたりするわけですので、主題はスプラッタ。作者自身もあとがきで書いてますが、スプラッタを目的にしてスプラッタが描かれている本です。
しかし、読んでいて「痛い!」「ごえーっ!」っとはなるのですが、なにか物足りない(この意見に同意した方は、あなたがフツーの読書人とは趣味嗜好が異なることを改めて認識してください)。
そして、ケッチャム「隣の家の少女」を思い出し、はたと気づく。この物語には抑圧がない。肉体的な激痛や腐敗臭は本から知覚できるけど、恐ろしさがないのです。明らかにホラージャンルの作品だけど、自分がこの作品に物足りなさを感じたのは、ホラーではないからだ。
これは、スプラッタ。それ以上でも以下でもない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文章を目で追うのがこんなに嫌になったことはない。読んでいると目の前に血腥い地獄絵図が広がる。それだけ。
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ただただグロ描写が続きます。
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嫌いではないのだが、、ただ単に悪趣味なだけ、という感じがして何か足りない気がした。
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同じような展開ばかりで途中で飽きる。化物が意思を持って進化していく過程は、オブザデッドシリーズで見てるので、新鮮さもない。