あのとき始まったことのすべて (角川文庫) [Kindle]

著者 : 中村航

• KADOKAWA (2013年6月25日発売)

感想・レビュー・書評

[しゅんたようさんの感想 · 2020年2月11日]

親に勧められた作品
あー、好きだな
恋って素晴らしいなと思わせてくれる
どこまでもどこまでも

[アシタはアシタの風が吹くさんの感想 · 2024年3月5日]

初めての著者作品。
共に中学時代を過ごした男女4人のあの頃とそれから。
特別なことは何も起こらない中の互いを思う何気ない言葉のやり取りや仕草にほんのりとした温かさを感じながら読了。
著者の紡ぐ言流れるような葉のリズムが耳に心地いい

[すーさんの感想 · 2017年6月12日]

同級生だった二人が再会するという、どこにでもありそうな設定だが、二人の会話や主人公の追想が、後の白原さんの回想とつながっていくのが面白い。
中学生特有のノリやあるあるも見所のひとつ。
結末は意外だったが、想像力を掻き立てられるいい作品。

[akifldcsさんの感想 · 2016年2月10日]

昔から好きな小説で、ふと読み返したくなり電子書籍で購入した。
何度も読んでいるので展開も分かっているけど、あのときと今の繋がりを読む度に考えて楽しいし、優しいセンチメンタルさが今でも好き。

著者プロフィール

建築家。博士（建築学）。株式会社MOSAIC DESIGN代表。
1978年東京都生まれ。2002年日本大学理工学部建築学科（高宮眞介研究室）卒業、2005年早稲田大学大学院修士課程（古谷誠章研究室）修了。2008年同大学博士後期課程単位取得退学、助手・嘱託研究員を経て、2010年〜16年東京大学大学院隈研吾研究室助教。2011年東南アジアのストリートの屋台に関する研究で博士（建築学）取得。同年建築設計事務所MOSAIC DESIGN設立。明治大学I-AUD、早稲田大学、日本大学などで非常勤講師を務める。店舗・住宅・ホテル・商業施設・マーケットなど、屋台からアーバンデザインまで、何か楽しいことやりましょう！をキーワードに大小さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。

「2023年 『POP URBANISM』 で使われていた紹介文から引用しています。」