みぞれ (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 短編集であるが、みんなが経験するであろう状況を描いていて、心がきゅんとなる。
    立場によって感想が違うであろうが、自分は最後の表題作「みぞれ」が好きだ。息子の気持ち、親の気持ち、それぞれにやがて経験するシーンかもしれない。

  • 面白かったです。

  • 短編集

  • なんて言うか、せつなくて胸が痛い。
    なかでも最後の「みぞれ」は本当に切なくて、辛かった。
    自分の歳と重なるからか、その切なさがシミジミと伝わってきた。
    私ももっと親に会わないとダメだね。

  • 現代社会の何処かにありそうな話。
    ネガティブな感情や状況から転換して、前に進もうとする人々、そんな登場人物達と自分とを置き換えながら、色々と考えてしまいました。
    ただ、共感できるかというと、う~ん……?
    軽く読めるし、概ね面白かったのですが、全11話を一気に読もうとすると途中でダレます。
    多様な人々、話を書いてはいるけど、全体的にトーンが似ている感じがしました。
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    ■ 拝啓ノストラダムス様
    ■ 正義感モバイル
    ■ 砲丸ママ
    ■ 電光セッカチ
    ■ 遅霜おりた朝
    ■ 石の女
    ■ メグちゃん危機一髪
    ■ へなちょこ立志篇
    ■ 望郷波止場
    ■ ひとしずく
    ■ みぞれ

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著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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