羽生善治論 「天才」とは何か (角川oneテーマ21) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 加藤一二三さんが羽生さんについて綴った本。
    他の棋士からみても羽生さんは特別な存在なんだなと思わせる一冊。

  • 「ひふみん」こと加藤一二三さんは、史上初の中学生棋士となった天才である。

    その天才が天才羽生善治さんを語る、とても興味深い一冊でした。

    随所にご自身の天才エピソードも交えながら、鋭い視点で羽生さんのことを分析されており、とても面白かった。

  • 「ひふみん」の鋭い視点と分析が随所にみられる本。

    中でも天才少年の名を一躍世に知らしめた、第38回NHK杯加藤戦でのド派手な52銀は「奨励会の2,3段でも思いつく手」であり、「この手をことさら持ち上げるのは羽生さんの名誉をかえって損ねることになりかねない」とした上で、その前に指された48玉を「プロに意識改革を迫るといってもオーバーではない」として、これこそ羽生さんの天才性を示すものと絶賛している点が大変印象に残った。

    羽生さんについて言及していたかと思えばいきなり自分の昔話に飛んだり、脈絡に欠ける部分はあるものの、全体としては良い。マイ将棋本アーカイブに追加。

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著者プロフィール

1940年1月1日生まれ、福岡県出身。14歳で当時史上最年少の中学生プロ棋士となり「神武以来の天才」と評された。史上最速でプロ棋士最高峰のA級八段に昇段して以来、最年長勝利記録・史上最多対局数を記録。名人、十段、王位、棋王、王将のタイトルを獲得。2017年に現役引退後、バラエティ番組等にも多数出演し、「ひふみん」の愛称でも親しまれる。仙台白百合女子大学客員教授。

「2020年 『だから私は、神を信じる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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