音楽配信はどこへ向かう? ― アップル、ソニー、グーグルの先へ…ユーザーオリエンテッドな音楽配信ビジネスとは? impress QuickBooks [Kindle]

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  • ’00年台後半から表面化する音楽の消費形式の変化についてまとめられた一冊。

    音楽がCDであることはひとつの方法であってすべてではない。ただレコードと違って、デジタルミュージックが配信に移れば役目は終わってしまうのだろう。たまたまCDは息が長かっただけで、MDだってあっという間に消えたし、そのうちDVDだってモニターの高解像化によって出番がなくなるだろう。

    フィジカルで所有する欲望を満たす気持ちはよくわかる。ストアに行ってずらっと並んだ中から欲しい一枚を見つけた時の喜びは確かにあった。それはクリックひとつでダウンロードする配信では味わえないだろう。

    ミュージシャンが望む音楽の伝え方と、消費者が望む音楽の楽しみ方。それぞれに最適な方法が早く見つかることを願うばかり。

  • 2008年~2013年半ばぐらいまでの音楽雑誌の連載をまとめたもの。ほとんど音楽を聞かない人間なので、あまり身に感じたりしないのだけど、音楽利権業界が沈んでいく様は十分伝わった。ネットのおかげで音楽利用シーンが急激に変わったユーザ、モノ(CD)を売りたい業界、音楽を届けたいアーティストと三者三様に食い違い。特に日本は全く歯車が合ってない。

    結局、ネット主流の現代は、ライブで売る販促グッズの1アイテムとしてDRMフリーにした音源を用意するみたいな、周りから固めていくのが音楽商売のひとつの在り方なのか。僕が所属する通信業界も通信だけじゃ食っていけなくてあちこち手を出す業者が多いけど、どの業界ももう根本的に商売の在り方を見なおしていかないといけないんだろうなぁ、と思った。

  • 音楽配信の歩みが分かる一冊。

  • ここ5年の音楽配信サービスにまつわるあれこれを音楽評論家の小野島大さんが書いた連載をまとめた1冊。
    デジタルデバイス×音楽という新しい時代の音楽との関わり方が、ユーザー目線でわかりやすくまとめられていて面白かった。
    日本の音楽市場って本当に独自の路線を歩みすぎていて心配になる反面、新たな動きが生まれつつあるところにわずかながら希望を感じる。

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