雪国 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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感想・レビュー・書評

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  • この本は1人の男性が異郷の地で体験した物語。

    私はみなさんと同じ中高生の頃に初めて読んだのですが、
    日本独特の美しい雪国の世界に心惹かれました!

    読んでいるうちに旅している気分になれますよ♪

    ひたむきに生きる女性達の姿にも大注目!

    さぁあなたも雪国の世界へ溶け込んでみませんか?  

  • 綺麗な日本語。
    ゆっくりとした世界から、いつのまにか引き込まれてあっという間に結末。

  • 「悲しいほど美しい声であった。高い響きのまま夜の雪から木霊して来そうだった。」
    冒頭のあまりにも有名な「トンネル~」よりも二人のヒロインの一人、葉子が登場するこのシーンが鮮烈な印象で心に残る。「悲しいほど美しい声」とは、どんな声なのだろうかと読了するまで想像してしまう。

  • トンネルを抜けると、雪国であった。の書き出しがとっても有名だけれど、お話自体はぼんやりとしか知らなかったので。雪国のほの暗い雰囲気と、それをおこす描写はほんとうにきれいで、うっとりするのに、どうしても空虚な感じがするのは、島村と駒子のなんともつかない関係のせいかなあ。心情についての描写は多くないので台詞で推し量るしかないのですが、日本語ならではというか、そういう曖昧なぼんやりと含みのある言い方がすきでした。わたしは葉子さんのもうどうしようもない、そういう雰囲気に惹かれていたので、島村ももしかしたらこんな気持ちなのかなーと勝手に考えてみたり。駒子も葉子もふらっと雪に消えてしまいそうな、そんな儚さをかんじる美しさでした。

  • 無為徒食の男 島村と、芸者の駒子、瞳と声が美しい葉子が中心の話。濃やかな情が、昔ながらの雪国の自然に象徴される様に描かれている。読みながら浮かぶのは、幾年か過ごした山奥の雪深い小さな町で、その所為か私も島村の様な旅愁を感じた。そして駒子の三味線を聴いた様に、美しい文体に涼しくなり、腹まで澄み通っていく様だった。島村は現実を鏡に映った夢幻の様にしか見ていないが、駒子は透明な揺れ動く心の襞で現実を包んでいた。全てに共感する訳では無いが、最後に見た駒子は壮烈で美しかった。

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