櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 北海道の本が読みたくて借りた。

    面白い。この文章力や表現力、そして正義(=犯人を捕まえる) を追及しないところは凄くいい。

    けど、設定が好きじゃない。櫻子さんが美人じゃなかったら、大人の理想のような気持ち悪い高校生じゃなかったら、とても面白い小説なのに。
    続きを読むか悩む。

  • 櫻子さん第二弾。
    とりあえず2冊目も読んでみる。一冊目でどうにか世界観と人物がなんとなく把握できたので、読みやすかった。
    でも表紙とはそぐわない気は未だにしている。もうちょっと年齢高いでしょ。
    1つ1つは普通の佳品なんだけれど、最初からシリーズ化を想定して書かれていたのかな? どうにも、伏線あるのよ、隠してることあるの、これ今の話じゃないの、感が強くて食傷。
    また時をおいたら3冊目挑戦してみる。がんばって5冊は読み終わろうと思う。

  • シリーズものは買う前に巻数を確かめしょう。だ。はさておき。「むしろ環境や、経験が人を作り、育てていくものだ」櫻子さんの語り口が森博嗣のVシリーズの紅子さんなのもさておき。骨好きのお嬢様は事件を呼び寄せるようで。ほどよく読みやすいホームズ&ワトソンな読み物。

著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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