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- / ISBN・EAN: 4548967013238
感想・レビュー・書評
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コマンチ族に弟家族を惨殺、姪を連れ去られた元南軍の男が救出と復讐の旅に出る西部劇。引きの画面を多用して映し出される西部の雄大な自然が美しい。そして最後のドア越しのウェインの姿も印象的。まあ、一旦姪と再会してからの半インディアン的に憎む姿からのラストは半分分かって、半分分からない感じだったな。
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TVにて
インディアンに殺された弟一家の復讐と攫われた姪の捜索をするジョン・ウェイン.かなり一方的な復讐劇でインディアン側からしたら文句の一つも言いたいような作品.正義のはずのジョン・ウェインが理不尽な人物のような気がした. -
見て損はない
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H29.12.25 NHKBSで
1956年制作。アメリカ
名作と言われているらしいが、白人移民たちは自分たちが侵入者だという発想はなかったんだなあ。我こそが正義。アメリカへの移民がガン細胞に見えた。先住民たちの本来のアメリカはガン細胞に食い尽くされて死んでしまった、と感じた。
先住民に対する感覚や感情をこちら側からのみ正直に描いた、という点で歴史的価値はあるのかも。
1990年の「ダンス・ウイズ・ウルブス」も時代設定が南北戦争前後と同じ。「ダンス・ウィズ・ウルブス」にアカデミー賞を与えるまでに、34年後になってアメリカ社会はやっと変容したということか。北海道でも同じようであったろうしあまり人の事は言えないか。
NHKの番組説明
「南北戦争終結後のテキサス。南軍に参加していたイーサンは、牧場を営む弟のもとを訪れる。だが、牛泥棒の追跡に出ている間に、弟一家はコマンチ族に襲撃され、娘たちが連れ去られてしまう。復しゅうに燃えるイーサンは、仲間とともに果てしない追跡の旅に出るが…。主演J・ウェイン、監督J・フォード。美しい色彩と迫力ある映像、倫理と愛を問う気高い演出。“最高の西部劇”として映画史上にさん然と輝く、傑作中の傑作。」