憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 飛び抜けている著者2名の思想がよくわかります。
    あまりにもインパクトがありすぎて、少々ついていけない箇所もありました。
    自分の視野が狭いからでしょう…

  • 見城徹氏の非常に丁寧な人間関係の構築・維持に感動
    口にした約束は必ず実行する、関心を持たれたときに初めて自己紹介をするなど、相手への気遣いを欠かさないようにしたい

  • 著者の考えの中(特に終盤にかけて)には少し時代錯誤な内容もあるが、仕事についての普遍的な部分も多く内省が捗った。
    並々ならぬ労力が他社(他者)との差別化につながり、それが付加価値を生むという点には完全に同意。

  • 小さなことにくよくよする 義理、人情、恩
    努力は自分、評価は他人(結果を)
    スムーズな局面こそ疑え
    運がよかったで片付けない
    名刺がきれてたら、速達でおくる
    天使のようにしたたか、悪魔のように繊細に

  • 仕事に憂鬱さではなく、楽しさを求めてしまっていたが、憂鬱でなければ仕事じゃないという言葉は自分の中にスッと腹に落ちた。仕事で行き詰まったらまた読んでみようと思った一冊。

  • 頑張っても憂鬱で苦しいことは前進していることなのだともらえる気がした。結局、人との約束やマナー、努力を怠けずやりきること、驕らないことが大事なんだよなと再認識する。
    前半はとても心を動かされるが、個人的には後半に向けてややオールドタイプな香りが漂う感じがした。
    もちろんかなり前の本なので仕方がないが、男たるもの〜のあたりは女性としてはなんだかな、という気持ち。

  • 熱い二人による熱い仕事論。
    特に見城氏の言葉には凄みが。
    例えば「行く気がないのに、今度、飯でもと誘うな」だ。
    僕はこの言葉に心から共感する。この言葉は一見社交辞令のような言葉だが、一期一会が人生なわけだ。僕は人生に社交辞令など無いと考えている人間だ。
    そこを考えると、その気も無いのにこのような言葉を言う人間は僕は切り捨てる、つまり確実にこういう人については、LINEの友達から削除、スマホの連絡先からも削除するという行動に出る・・・実際何十人も切ってきた訳で、こういう人間は信頼関係がないのと同然で仕事で関わる人の場合は信頼できない人も多いものだった。
    そのほかにも「顰蹙は金を出しても買え」「ワインは働く男の血である」などの珠玉の言葉が満載。
    良い本だったね!

  • 目的:
    仕事への向きあい方、考え方の参考にする

    ・仕事上の人間関係も、一皮めくればその下にとても大きな情の層がある。
    ┗小さな約束、頼み事だったとしても、必ず守る。
    ・コミュニケーション要所要所に気を配れるかで相手に与える印象は雲泥の差がある。

    ・仕事がスムーズに進んでいる時は上手くいっていると思うべきではない。むしろ疑ってかかるべき。
    ┗上手くいってると感じそうになるときは、むしろ苦しい方、不可能と思われるほうに身をよじる。人がやらないことをやる。

    ・極端なものを生み出せるか?中間を二組、極北を目指して圧倒的努力ができるか。

    ・苦境に立たされた時での振る舞いがその人の本質

  • 世の中で成功を収める人の、激烈な力を感じる本です。しかもサッと読めていいですね。

    自分にはとても真似できないと思う一方で、自分ももっと努力しなければ! 命を削って物事に当たらなければ! と思う本です。

    普通であることを拒否し、極端になり、誰から見ても圧倒的な働きをすること
    そうしたら、何かを成すことができる。
    それはわかるけれど、果たして、もはやこのような行動が取れるということが、その人の才能の気がする。

    努力のために努力し、仕事のために仕事して、生きるために生きる!
    くらいの激アツな本で、定期的に読んで力を与えてほしいなあ。

  • 一流の経営者の矜持を垣間見ることができた。
    また、自分がいかに足りていないのかまざまざと突き付けられた気分。
    まだまだ自分にはできることがある。やるべきことがある。そこに向けてまた努力していこうと考えさせられた一冊。常に手元に置いておきたい。

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著者プロフィール

幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。 静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30 倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。 93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、唐沢寿明『ふたり』、郷ひろみ『ダディ』、天童荒太『永遠の仔』、村上龍『13歳のハローワーク』、劇団ひとり『陰日向に咲く』、長谷部誠『心を整える。』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など26年間で25冊ものミリオンセラーを世に送り出す。著書に『編集者という病い』、『異端者の快楽』、『たった一人の熱狂』、藤田晋との共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、松浦勝人との共著に『危険な二人』、林真理子との共著に『過剰な二人』などがある。

「2020年 『読書という荒野』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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