君主論 ─まんがで読破─ [Kindle]

  • イースト・プレス
3.53
  • (6)
  • (25)
  • (21)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 265
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 15世紀イタリア、マキャヴェッリによる政治学を説いた本。「どんな手段や非道徳的な行為であっても、結果として国家の利益を増進させるのであれば許されるという考え方」であるマキャヴェリズムの語源。リーダー学として現在でも度々引用されることがある。

    ドイツ、フランス、スペインといった外敵との折衝から、未だ統一されていないイタリア内部の小国同士の関係性など、なかなか複雑。マンガではかなり駆け足だった。

  • マキアヴェッリの生涯から話が始まるので、君主論入門にちょうど良い。乱世におけるリーダー像を示してくれるし、現世にも通じるところがある。
    マンガなので少し感情移入しすぎるところは注意。

  • Kindle unlimitedで。
    リーダー論。
    ・自分で考える、あるいは人の意見を見極めて決断すること。
    ・多少使いにくい人間も使いこなす力量。
    ・先を見据えて将来に備える。組織の体力を育てる。
    ・目先にとらわれない。歴史から学び、現在を捉え、未来へ導く者。
    ・リーダーこそ努力を惜しまないこと。

    そんな感じかな

  • 分かりやすかった!
    時代背景が大変分かりやすかった。
    歴史から学び、現代に応用する大切さを学んだ。

  • 内容は良かったが誤字が多い。

  •  11円セールにて購入( ´ ▽ ` )ノ

     16世紀フィレンツェの官僚マキアヴェッリによる悪徳の書( ´ ▽ ` )ノ
     目的は手段を正当化する(マキャヴェリズム)( ´ ▽ ` )ノ

     本書は基本的にその人生を追う「マキアヴェッリ伝」的な体裁で描かれ、「君主論」を書き出す「まで」がかなり長い(>_<)
     が、当時のイタリアの情勢がなかなか興味深かったし、マキ氏の生涯も波乱万丈、第六天魔王チェーザレ・ボルジアとか善人ソデリーニ大統領とか脇キャラも魅力的、出来のよい大河ドラマみたいで面白かった( ´ ▽ ` )ノ
     むしろ「君主論」本編は凡々ありきたりなリーダー論で、このマンガを読んだだけでは何がどう悪書なんだかよく分かんなかった(>_<)

     にしても、途中からやたら誤植(というか抜け字?)が多くなるのが気になった(>_<)
     文脇に「*」が添付されてるのにその解説がどこにもなかったりもしたし(>_<)
    2020/11/29
    #1500

  • あらすじを理解するためにAmazonで11円にて購入。
    こういのは結構漫画で読むといいのかもしれない。登場人物と当時の状況が図でわかるのでよかった。

  • 混乱の真っ直中にあった16世紀のヨーロッパ。イタリアのフィレンツェ政庁の官僚「マキアヴェッリ」は現実主義的政治理論を創始していく。
    リーダーの権謀術数書「君主論」である。
    各国の君主、宗教指導者、王達との出会いから、宗教・道徳を超えて理論が構築される。現代のリーダー達にも進むべき道を示してくれている。
    しかし、私個人は「マキアヴェッリと韓非子の違いを言えますか」という課題が残されているのである。

  • イタリアも大変だったんだな。
    侵略を阻止する軍事力を持たない国の危うさが示される。経済力,軍事力,政治力をいかにつかって,国を継続させ,反映させるか,そのための考え方。中国なら孔子も政治のありかたを唱えた人だな。100年後200年後の世界はどんな政治をしているのか。政治の基本的要素は変わらないだろうからまだ君主論や論語,資本論というものが語られているのだろうなぁ。

  • 当時のフィレンツェの弱国として右往左往している様子がよくわかりました。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1469年― 1527年。ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官。

「2012年 『君主論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マキアヴェッリの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×