- Amazon.co.jp ・電子書籍 (339ページ)
感想・レビュー・書評
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感動した。
医療の世界では患者さん、と呼ぶ場面が多いが、患者であることがその人の全てではないのだ。個人として生きている中で、病気がその人生に色を添えることがあるというだけ。
その色に良いも悪いもない。けれどできる限り、それが生きづらさにつながらないように、誰かが何かをできたら良い。それは別に医療でなくても何でも良いのだろう。 -
『愛』ってコレか…と実感する。愛されたい。
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これは。。。なんと言っていいのか。凄すぎる。十代で統合失調症を発症。二十歳で結婚するも、借金返済のため、ハードなAV女優等を経験したのち...病のせいで、自殺未遂、精神病院の入退院を繰り返す、筆者の自伝的コミック。その生き様は、想像以上に凄まじいけど、最悪な事態が起こっても、二十五歳上の彼の愛が、満ち満ちていて。後半は、涙が滲んで仕方ない。すべての人にオススメ!とは言い難い。でも、作者が命を削って世に出したこの作品に、キレイゴトだけじゃない愛を 見た。
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生きる という事に上手く適合できない人の一人なのだと思う。
それは良いとか悪いとかではなく、スキップのリズムが上手くとれるかとれないかのように、上手にできる人からみれば、どうしてできないのか解らないのだけれど、本人からしてみればどうしてそんなに簡単にできるのかが解らないような。
本人が全力でやろうとしているぶん、転んだ時がとても痛々しい。
本当は評価は★5なのだけれども、誰にでも気軽にすすめて良い本ではないと思うので、★3に。
弱ってる時に読むと引っ張られてしまいそうで怖いくらいの本。
「自分」が揺らいでいる時に読んだらダメな本。