二十歳の原点(新潮文庫) [Kindle]

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  • 孤独の恐ろしさ。

  • 再読。
    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」
    1969年、立命館大学二年生、二十歳の誕生日1月2日から自殺するまで6ヶ月間の日記。
    京都の大学に行くことになった時に読んだ、そして久しぶりに読んだが、当時も今も心に響かない。
    学生運動の盛んだった時代を知らないからか。
    ただ、最後の詩「旅に出よう」は完成度が高いと言われるだけあって、とても上手くて何度も読み返した。

    ネットで時代背景や彼女の人となりを調べてみたら、日記からは読み取れなかったことが色々わかって興味深かった。
    (電子書籍 楽天kodo)

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著者プロフィール

1. 高野悦子(たかの えつこ)
1949年1月2日 - 1969年6月24日
『二十歳の原点』で知られた女性。逝去当時、大学生だった。栃木県生まれで、栃木県立宇都宮女子高等学校を卒業し、立命館大学文学部史学科日本史学専攻に入学、京都に拠点を移す。ジャズ喫茶に通い、詩作、そして学生運動に励んでいたが、1969年6月24日、列車に飛込み逝去。死後、20歳の誕生日から続く内面の吐露を記した日記が、同人誌「那須文学」に掲載され、1971年に『二十歳の原点』という題で書籍化、ベストセラーとなった。2019年に没後50年を迎える。

2. 高野悦子(たかの えつこ)
1929年5月29日 - 2013年2月9日
映画運動家、岩波ホール総支配人。『母 老いに負けなかった人生』『岩波ホールと〈映画の仲間〉』などの著作がある。

高野悦子の作品

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