ダンス・マカブル 1 ~西洋暗黒小史~ (MFコミックス フラッパーシリーズ) [Kindle]
- KADOKAWA (2012年6月16日発売)
本棚登録 : 77人
感想 : 7件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (219ページ)
感想・レビュー・書評
-
処刑や拷問で有名な歴史人物をテーマにした短編集。ジル・ドレとかエリザベート・バートリとかカリグラとか。
どうしてこの拷問は効果的なのか?歴史的背景は?みたいな解説がちょくちょく挟んであるのがありがたい。
歴史リョナ好きな人にとてもオススメ。歴史がバックボーンにあると、なんかこう「ここまでの残虐さが常識だった世界が実際にあった」感があって、ファンタジーや現代ものにはないぬくもりがあるよね。異端審問の回とかまさにそれ。
イエスの磔についても詳しく描いてあるので、映画「パッション」の予習にもどうぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
きちんとした作画だからこそ。
-
ニッチな歴史物を描いている方と作者を認識していたのですが、この作品も歴史物で欧州史に残る暗黒時代に使用された拷問、処刑に纏わる話をオムニバス形式で纏めた漫画である。
拷問に掛ける人の狂気や残虐性もあるが、そこに辿り着くまでの葛藤や人間性を垣間見せる中に信仰に対して盲信的に熱狂的に呑めり込んでおかす狂いや狂った末の孤独や哀愁を見せる情景がより人を浮き彫りにさせ、そして、影を落とした闇が訴えかけに成功している。
拷問が詳細に描かれているので興味がある方には良いかも。
あと、イエスチャラいww -
-
全7件中 1 - 7件を表示