ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル (講談社文庫) [Kindle]

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  • 科学捜査をする話。
    とある地方の風習とその特殊性にまつわる事件を解決する。
    内容はいつもどおり。刑事たちと協力や対立しながらも科学の観点で真実を明らかにする。内容はいつも以上に薄かった気もする。読みやすいということかもしれないが。

  • 伝説と言いうよりは慣習によって事件現場の島へ入れないという制約の中での捜査。慣習によって及び腰の地元県警に対して、転落は事故なのか殺人なのかSTメンバーが謎に挑む。

  • 2015/8/14 講談社上半期人気タイトル30% offセールでDL購入。

  • 伝説シリーズの3作目にして今のところ最終作。
    福岡の宗像大社が管理する聖域、沖ノ島で起こったダイバー水死事件。
    これは事故か、それとも殺人か? 立ち入りすらままならない現場で、
    STメンバーが取った行動とは・・・。という感じ。

    この回は設定が実にすばらしい。
    STチームの類い希な洞察力がいかんなく発揮され、それでいて説得力
    も抜群。落としどころも下手すれば清々しい印象を受ける。人間に
    ついて考えてしまった程。

    伝説シリーズ3作の中では、やはりいちばん完成度が高い気がする。
    残るスピンオフにはSTの6人が登場しないようなので、全体的にも
    これで最後、かな?
    ドラマの人気にあやかって、続編が出るといいのだけど・・・。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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