知的な英語のすすめ [Kindle]

著者 :
  • 宮本 正夫
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (319ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 著者曰く、「英語習得は「動機が全て」と言っても過言ではない」
    と言っています。

    また、動機には、1道具的動機(TOEFL、TOEIC)と2統合的動機(文化、歴史への興味など)があり、
    学習を継続するためには、これらは必須という。

    確かに氏の言うとおりだと私は思います。「なんとなく、英語しゃべりたい、できるようになりたい」
    だけだと、一瞬、モチベーション(動機)は、上がりますが、続かない、自分の学習経験を振り返ってもそうです。

    語学学習は、ただでさえ、時間がかかります。動機なしの学習では、あまり効果がないかもしれません。
    私なんか、仕事で必要なので、少し嫌々やっていますが、この本を読むと、動機の見直しをしないといけないな
    と思いました。

  • 正直今の自分には難し過ぎた。ある程度英語が分かってる人にとっては、ステップアップするためのヒントが満載なので役に立つと思う。
    ただし、体系立ってはいないので、読み物として読んだ方がいいかも知れない。

  • 英語学習のためというより、読み物としての内容を期待していたので、前半が特に興味深かった。英語学習をする人は、英語を学ぶ前に、言語を学ぶことのメカニズムを理解するために、まず最初にこの本を読んでおいた方がよいかもしれない。

    言語学や学習理論、心理学等の認知科学の知見に基づいた言語の認識のメカニズムと、そこから導かれる英語学習の方法の説明が、非常に納得感があって、特に言語の音声の認識、第二外国語の習得に関する理論は興味深かった。

    音声の聞き分け能力
    * 生まれたての赤ちゃんはUniversal Phonetician
    * 母音の聞き分け能力は生後6ヶ月まで、子音は10ヶ月までに失われる (Language specific phoneticianになる)
    * Language specific phoneticianになる頃に語彙を獲得し始める
    * 能力が失われる理由はわかっていない

    母音(vowel)の区別のしやすさ
    * 母音が5つの言語が多い(日本語もそう)。アラビア語圏には3つしか母音がないものもある
    * 全ての言語に[i]は母音として存在する。音素として区別しやすいから。逆に[o][o:][ou]などの「オー」系は区別しづらい。
    * 区別しやすさは、Formants(喉頭の共鳴特性)の特定の特性値(F1, F2)の、周波数値の差の大きさに依存

    「Bottum-up的な静聴」ではなく「Top-down的なリスニング」が妥当な理由
    * 我々は、音響音声情報を正確に聞き取るのではなく、自らの言語記憶と知識に基づいて、音声処理・単語処理を行っている
    * Nativeの場合でも、言語の認識には音声処理よりも、意味解釈の脳の部位が強く使われている
    * 音声が欠けていても意味が理解できるのは、Top-downな認識をしているから

    こういう知見は、学校の英語教育の中でも十分に活用して教えていくべきだと思う。こういう背景を知ればもっと言語というもの自体に興味を持てるだろうし、効率的に少ない労力で学習する術を正しく考えられるだろうと思う。

    これから自分の英語学習の中に、以下の学習方法は取り入れようと思った。

    * 書き方のテンプレートを徹底的に頭に叩き込む
    * 量よりも質のシャドウイング。毎日短時間でもいいから集中してやる。ながらは効果が低い。
    * ノン・ネイティブを対象とした英語教材をなるべく使わない。英英辞書、Native向けの文法書・ニュース等
    * 英語でのジョークのネタを持っておく

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