銀の匙 Silver Spoon(8) (少年サンデーコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  •  第1次産業の厳しい現実が描かれる第8巻。ネタバレになるので,これ以上は書かない。
     あと,食堂にある「銀の匙」については,こんな言葉が。

    「銀の匙を持って生まれた子供は生涯食うのに困らない」っていう外国の言い伝え。まあ,裕福の象徴みたいなものでさ。子供が生まれたら銀の匙を贈ってその子が一生食べるのに困らないように願うんだって。

     本巻から始まる「冬の巻」。八軒勇吾と御影アキとが,ますます近づいていく。青春だなあ。御影アキは,自分の進路について親に理解を求める。その場にはなぜか勇吾もいたりして…。

  • 農業の現実は厳しい。
    双子がかわい過ぎる。

    紙の本発売から一週間でデジタル配信とか、これならキンドル本を待つ気になる。

  • チーズの悲しみはチーズでしか癒せません。中島先生何か違うと思う…。はさておき。ハチの違和感は「農学」でほかの子たちは「農業」ということなのかな。と、ハチの「学」がどうのこうの。ではなくて、「学」があることで漠然と親の後を継ぐまでの猶予期間として過ごしている農家の子たちがいい刺激を受けているのは明らかなんだけど。だから、駒場とか「お前には関係ない。お前にできることはない。」って突っ放しちゃうのかなと。思うところがあり。

  • 農業の苦労を描きつつも楽しく学生生活やってますというエピソードが多かったのだけど、今巻で「そこ描くんだ」って思った。農業の世界も決して順風満帆ではないって話と、後継者問題の話と。若者の想いを何とかしてあげたいと苦悩する大人たちの姿にもグッとくる。

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著者プロフィール

荒川 弘は1973年5月8日生まれ、北海道出身の漫画家。
代表作『鋼の錬金術師』(スクウェア・エニックス)、『獣神演武』(スクウェア・エニックス)、『百姓貴族』(新書館)。
1999年にエニックス21世紀マンガ大賞を受賞してデビュー。衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立。
大ヒット作『鋼の錬金術師』で、2004年第49回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。
2011年19号より『銀の匙 Silver Spoon』で初の週刊連載開始。同作で2013年第58回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。

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