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本 ・電子書籍 (226ページ)
感想・レビュー・書評
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著者の鉄道に関するいろいろな話や体験談、豆知識等を書かれたものです。各章にテーマがあり、皇室や歴史的人物と鉄道の関係や、鉄道の種類、著者の思い出、鉄道起源の文化などバラエティに富んでいて読んでいて飽きませんでした。日本では明治時代からということもあり、近代とともに歩んできた歴史を感じられるものがありました。また歴史があるがゆえに、現代に合わなくなってきている部分も鉄道にはあり、駅や通過列車、停車駅などに問題があることを指摘されています。なかなかに奥が深い世界を見ることができます。
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古本屋で購入。
読んでいて楽しかった。旅気分を十分味わうことができました。
2とセットで400円で購入できたのはかなりお得。 -
烏兎の庭 第一部 11.12.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/tetudoy.html -
どんな手段を用いて旅をするのが最も旅情を掻き立てられるかといえば、鉄道旅の右に出るものはないであろうことは、まず異論のないところであろう。その鉄道旅の中でも、何より車窓からの風景こそ、旅の最も興趣をそそられるものの筆頭に挙げられよう。
とかく、鉄道に関する書物は、マニア向けの専門的な薀蓄に満ちたコンテンツを想像するのだが、この本は違う。あくまでディレッタント的視点(素人から見れば十分にマニアックだとは思うが)から、鉄道というものを歴史的、社会的に広くとらえようとしている。それがいい。
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