肩ごしの恋人 (集英社文庫) [Kindle]

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  • 我慢なんて少しも自分を幸せにしてくれない。自分を幸せにできないことをどうしてしなくてはならないのだろうか。

    しあわせになろうとする時に失敗はつきものだし、ましてや罪になるはずもない。

    本当はみんな知っているはずだ。わがままを通す方が
    我慢するよりずっと難しいということを。だからみんな我慢の方を選ぶ。それは、楽して相手に好かれようと思っているからだ。聞き分けの良い女なんていちばんの曲者だ。心の中を我慢でいっぱいにして、そのことに不満を持ちながらも「我慢と引き換えに手に入れられるもの」のことばかり考えている。

    女に生まれたことを不運だとは思っていないが、不便だと感じることはよくある。






    女を武器にずっと生きてきた、るり子。
    幸せは与えてもらうもの。してもらうもの。
    結婚相手ではなく、結婚生活というものを愛する。
    その彼女が徐々に変わって自分からなにかを得ようと変わる。

    萌。仕事を頑張り、社会の常識的な生き方をして、理路整然とすすむ人。自分で自分をコントロールできるだけに、自分をよくある「幸せ」ってやつに持っていくことにあまり興味がなく、それがおかしいのかと悩む。

    でも二人は最後に生きていく覚悟を見つけていく。
    それは女として与えてもらうだけの恋愛とは大きく違うもの。

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