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感想・レビュー・書評
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国名シリーズ6作目。
冒頭でマレー鉄道が出てくるが、本編は鉄道ミステリというよりは、旅ミステリ。火村とアリスがマレーシアに観光に来て事件に巻き込まれるスタイル。二人の学友であるタイロンとの絡みが楽しい→
本文は日本語、英語、現地語の3カ国語で描かれるんだけど、アリスの一人称なので、英語はところどころわからないという描写がとても楽しい(三好翼さんの演じ方が上手い)
キャメロンハイランドの情景描写も美しく、マレー半島に興味が出る一作。
ミステリ的にもなかなか楽しい。ミスリードにしっかり騙されたのは私です(笑)
それにしても火村とアリスは仲良しだよなぁ。大学の友達と30過ぎても仲良くできるのってすごいよなぁ、などと思ったり(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わると結構面白かったな~って思うけど読んでる間がさほどでもないのはなんだろうこのシリーズ。
続きが気にならず気が向いたときに読む感じだったので読み始めてから読み終えるまで結構日数がかかった。
マイペースに読めて良いっちゃ良いかもしれない。
アリス好きなんだけどアホすぎる発言をちょいちょいするのでその度に少し冷めた気持になってしまう。
火村シリーズでは今のところ一番面白いと思った。
関係ないけどブクログもう少し細かく点数つけられるようになったらいいのにな……せめて0.5ポイント間隔で……。 -
これも久々の再読。国名シリーズ第5弾。
マレー鉄道まわりの話が出てきて、アリスと同じく、自分も昔卒業旅行で行ったのでとても懐かしかった。キャメロンハイランドは、いつか行ってみたいな~。
外国が舞台だと、アリスと火村先生がますます仲良くて思わず笑っちゃう箇所がいくつか‥‥(笑)。アリスが英語で苦労しているところには親近感バリバリだった。