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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (144ページ)
感想・レビュー・書評
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なんかキザなネット小説みたいだけど、尾崎豊だから許す。
もし本人が今読み返したら、恥ずかしくて破り捨てちゃうかもね。「君の好きなモッツァレラチーズちゃんだってかわいそうだよよよんっ。ねっ」とかいう言葉遣い…当時の人なら言いうるのかな…?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たぶん著者の実体験をそのまま書いただけの「ファースト・フード」が面白かった。容姿の良い女性と共に主人公がディズニーランドに行き、その後にイタリア料理屋で食事をしながら「ファーストフードの様な恋愛」と「イタリア料理の様な恋愛」について意見を述べる、という話。とにかく書き手の「私は、今、この小説とほぼ同じ状況に身を置いており、言わずもがな幸せの絶頂へ達そうとしております!!わあ〜人生最高!!!!」という多幸感溢れる佇まいが、アーリー90'の軽薄な市街灯で照射された涅槃の果てを彷徨う夢遊病者の如くに屹立している。羨ましいとしか思えない。これから先の自分の人生で、このレヴェルにまで狂える事ってあるのだろうか?いや、狂わないといけないのだ。
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