- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988013476868
感想・レビュー・書評
-
Quartet
2010/英、94min.
舞台は英国、一線を退いた一流音楽家が集うリタイアメント・コミュニティ(日本でいうところの ”老人ホーム” )。
財政難から脱するべく、一夜限りのコンサートを開くことになる。
年老いても乙女と少年。プライドと恋心。
ダスティン・ホフマン:製作総指揮・監督詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一流音楽家が住む老人ホームという設定が「こんなのあるんかいな?」という感じ。予想通り偏屈な老人ばかりが登場。彼らが最後に素晴らしいパフォーマンスを見せるのも予想通り。エンドロールで主要キャスト以外は本物の一流演奏家であることがわかるので、そういう目でみるとなかなか味わい深いですが、いまひとつ盛り上がりに欠けたか。
-
引退した本物の音楽家が出演していて、音楽への熱い情熱と生涯音楽を愛する姿勢に感動した。
老いてもやわらかい心を持ち続けたい。
ちょっとした誤解が人生を変えてしまうこともあるんだなあ。オペラがもっと好きになった。 -
紹介にコメディとあったので、そのつもりで見始めたら全然違った。
やっぱり音楽っていいなあ。
筋力や記憶力や、どうしても衰えてしまうものはあるけど、その分練れてくるものはある。年若い青二才にはどうしたって出せない味ってヤツが。 -
元音楽家が集められた老人ホームで繰り広げられる人間関係・恋愛模様、そして音楽。
期待して見たんだけどわかりやすく感銘を受けるような作品じゃなかった。というより私が見てもわかる作品ではなかったというべきか。 -
マクゴナガル先生!!
みんな我が強くて大変だ(笑) -
年老いたオペラ歌手たちの老人ホームを舞台にしたドラマ。かつてオペラ界のスターで栄光に満ちた暮らしをしていたが、老年には勝てず、老人ホームで暮らすことになった主人公ジーン。その元夫で、歌よりも人生を選んだレジー。そんな二人とかつてカルテットを歌っていたシシーとウィルフ。四人が喧嘩しながらも老人ホーム存続のために再びカルテットを歌う。舞台となる老人ホームが、お城のようで、まるでそのイメージとは異なる。こんなホームがあったら入りたい、と思えるくらい。老いることについて、悲しくてさみしいありのままを描きつつも、希望が持てる映画だった。
-
入所者が音楽家ばかりの老人ホームで、資金難の施設の為に入所者が資金調達コンサートを開く。
いい線いってるんだけど、色んな所が少しずつ足りずでちょっと残念な印象。
老いと闘う者。老いを楽しむ者。老いることに対してのそれぞれの形が見て取れた。そして「昨日の自分を超えられなくなった自分」という言葉には、やはり年齢的に下降線を辿りだしたことを実感する自分の気持ちにシンクロした。 -
感動でもっと盛り上がるのかと思いきや、その点は地味だった。音楽に限らず、継続して愛せるものがあるっていうのは素敵なことだと思う。