世界が完全に思考停止する前に (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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感想・レビュー・書評

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  • 気づいたら10年も前の話。イラク侵攻の話、パナウェーブの話であったり、懐かしいテーマも多い。
    著者のエッセイは好きだけど、著者自身が取り組んでいるテーマと、それ以外とで厚みがまったく違うのが面白い。良くも悪くも正直な方だなと。

  • 主語を一人称にすること。
    これをしないとすべてが他人事になって、(自分には関係ないけど)「誰か」が何かをしたとか、「誰か」がどうにかしてくれるとか、いう世界になっていてそれはおかしくて危険な状態ですよ。ってことを書いている本。

    2002年から2004年ぐらいの時事(特にイラク戦争、北朝鮮)を繰り返しながら、同じことを色々なトピックスで。

    「世界の思考を停め、僕らの身を現在も脅かし、そして僕らが本当に対峙すべき相手は、悪意ではなく、一人称の主語を失った善意や優しさなのだ。」

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プロフィール

1974年、愛知県に生まれる。
1997年、南山大学法学部卒業。1999年、南山大学大学院法学研究科修士課程修了。2003年、早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。2015年、博士(政治学)早稲田大学。
現在、早稲田大学政治経済学術院講師(任期付)。
著書:『多元主義と多文化主義の間』(共著、早稲田大学出版部、2013年)、『公共性の政治理論』(共著、ナカニシヤ出版、2010年)など。
翻訳書:A・マルガリート『品位ある社会』(共訳、風行社、2017年)、D・ミラー『政治哲学』(共訳、岩波書店、2005年)など。

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