鎮魂歌 不夜城II (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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感想・レビュー・書評

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  • 「不夜城」の続編。
    主人公は無鉄砲な殺し屋秋生とシャブに溺れた元刑事滝沢に変わり、「不夜城」の事件から2年経った新宿を描く。

    ちょっと残虐描写とあまりにも短絡的で直情的な展開に食傷気味。
    前作の主人公劉健一が非人間的な酷薄な人物へと変貌を遂げ、主役級を含めて共感できる人物が誰一人いないというのも大きいかな。

  • 不夜城の続編。

    鬼となった劉健一、楊偉民、そして彼らの回りにうごめく様々な中国人。歌舞伎町を舞台にして。

    馳星周節は健在。
    なかなか、凄い展開。

    ただ、やっぱり不夜城は超えられない。近づけない。

  • 再読。前巻に比べやり過ぎ感はありますが、にしても面白い。只々感心するばかりです。
    本作が単なるバイオレンスに留まらないのは、様々な思惑を持った悪党が裏で動き、騙し合う姿を、小出しに明らかにする技巧がミステリそこ退けだからではないかと。
    しかもこのミステリ、呑気に探偵している暇などなく、動かなければ、謎を解かねば死ぬのは自分という緊迫感が付き纏うのです。面白い訳です。
    今回は主人公が二人で、人称の境目が分かり辛いのが玉に瑕かな。
    最終巻は未読。最早モンスターと化した彼がどういう結末を迎えるか、見届けねばなりません。

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プロフィール

1996年、『不夜城』でデビュー。これまでに吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、大藪晴彦賞ほかを受賞。

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