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感想・レビュー・書評
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2021.7.9購入@amazon、kindle版
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2021.01.25
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1〜4巻まで一旦読了。
ジョブズの伝記が臨場感たっぷりに描かれており、すんなりと読めてありがたい、という視点で★5つ。
『正直言って、上司としても人間としても模範となる人間ではない。まるで悪魔に取り憑かれたかのように周囲を怒らせ、絶望させる。しかし、個性と情熱、製品は全体が一つのシステムであるかのように絡み合う。』
ジョブズの反体制派的な生き様が、ありありと描かれています。
作者のヤマザキマリさんもジョブズについて、
『威圧的、独裁的で、自分のやり方に従わない奴は容赦なく排除していく、超資本主義的』
『出生のねじれで人一倍の孤独感とコンプレックスが形成。だからこそ、頼れるのは揺るぎない自分自身のみ。インドに行き、自己啓発したあたりもそれを反映している。繊細な人。変人』と、巻末で語っている。
以下、備忘録的メモ。
・現実歪曲フィールド
現実のスケジュールは存在しない
・カリスマ的なものいい、不屈の意志
目的のためならどんな事実も捻じ曲げる熱意
自分自身さえ騙す
他の人達を自分のビジョンに引きずり込める
・マックチームはジョブズの意見に各々ローパスレスフィルターをかけて、気持ちを保っていた
・ジョブズの「くだらない」は
「これがベストなのは何故か説明してみろ」と脳内変換して聞いた
・ジョブズは支配的な完璧主義者で、トレードオフが苦手
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こんな「変人」て、知らんかった
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全巻を一気読みしてしまった。ヤマザキマリさんのエッセーが面白くて、そのうちマンガが読みたくなった。一般的な順序と逆だったかもしれない。
マンガのあとがきでも言っていたような気がするが、ヤマザキマリさんは、変人が好きなようだ。温泉技師のルシウスも、なんともいえない愛らしさのある変人だ。共通するのは、常人にはない熱意だろうか。
何か、熱中できるものがある人は強い。人の意見に左右されず、物事を突破できる。ジョブズも、現実歪曲フィールドと言われるように、朝令暮改は当たり前。他人の意見を滅多打ちにしたと思えば、翌日さも自分のアイディアのように、全く同じ話を披露する。
一見すると酷い話だが、最善の手は何かを、ジョブズなりに徹底的に考えていたのだろうと思う。自分の価値観が明確にあると、そこに美しさまで、うまれるように思う。自分の基準を育てるために、学び続けることが大事だ。 -
ジョブズがイタリア人に見える!・・・ということはない。
原作の読み辛かったところ、分かり難かったところがとてもすんなり読み込める。
やっぱりマンガってすごいと思う。
ゲーム機描写の資料集めとか、文字だけの本とは違う苦労が書いてあったり。
ヤマザキマリを選んだ理由は、リアル西洋人の描写力とかあるのかも。
ジョブスに興味はあるけど、原作の方はちょっと・・・という人にとてもオススメ。 -
ジョブズの生い立ちから、彼が導師を求めてインドに行ってしまうところまでが描かれている。この本を手に取るまで、彼の変人ぶりを知らなかった(スタンフォード大学でスピーチをしているか新作iPhoneのプレゼンをしているイメージ笑)。
読み終わるのに1時間ほどしかかからなかった。シェイクスピアのリア王やカリグラフィーに傾倒している彼の姿は意外に映るのでは? -
最初の方はかなり本をそのままマンガにしたような感じだったけどだんだんマンガになってきた用な感じ。原作の方は読んでないけど漫画のほうで完結するまで読みたいなーと思える感じ。一巻はジョブスの出生から学生時代まで?インタビュー形式というかドキュメント番組を見ているような感じ。いやしかし日本でスティーブジョブスのような人間が出てくるはずもないと思った。
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原作を未読。続きが早く読みたい。
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ジョブズの伝記の漫画化。原作を上手に刈り込んでシンプルに仕上げている。原作は無駄に長いのでこれくらいがちょうどいい。そもそも「スティーブ・ジョブズ」より「アップル・コンフィデンシャル」を漫画化した方が面白いと思うんだけどな。みんなジョブズ好きねえ。