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感想・レビュー・書評
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NOT NULL制約は可能な限り設定する。
多段ビューはアンチパターン。
コードマスタもアンチパターン。
NOT NULL制約をつけるのは、なんとなく分かる。いちいちNULLを考慮したSQLやアプリでの判定処理を書かなくてよくなるからということだと思う。納得。次にテーブル設計をするときは気を付けようと思った。
多段ビューに関しては、そもそも採用するケースが稀なので、採用するとボコボコに言われる(経験済み)。メリットは複雑なSQLを共通化できることかなと思う。
コードマスタがよくない理由についていろいろ書かれていたけど、自分が経験したプロジェクトにおけるコードマスタはその欠点を持っていなかったし、使いやすかった。規模が大きいプロジェクトだと問題が顕在化するのかも。コードマスタについては、もっと知りたい。。
既存システムのデータ移行の話は個人的にホットな話題で勉強になった。ただ、著者の経験してきたプロジェクトが自分がかかわるプロジェクトより大きくて、重要な情報を扱うケースが多かったんだろうなというのを感じた。そういう意味では参考にならない部分も多かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非エンジニアながらデータベースを用意したい環境にあるために読みました。
実装はこれからですがRDBについて徹底的に指南していただける一冊で、作業時に手元にあると助かりそうです。
基本情報技術者で得た知識があったので内容がすんなり入ったようにも思います。参考までに。
論理設計頑張ります。 -
DB設計初級者向けに、基礎やノウハウをまとめた書籍。正規化、ER図などの基本的な知識から始まり、様々なDB設計実践の知識が説明されている。
ちょっとDB設計やパフォーマンス改善について勉強してみよう~という人には適した内容だと思う。
【本書で触れる内容】
・正規化と非正規化のパフォーマンスにおけるトレードオフ
・インデックスの設計と利用、実行計画について
・ビューとマテリアライズドビュー
・論理設計のアンチパターン
・論理設計のグレーなノウハウ(代理キー、列持ちテーブルなど)
・木構造に対応したモデル -
まさに表紙にある通り、データベース設計者として初級者から中級者へのステップアップのために知っておくべき、論理設計・物理設計についての基礎の基礎を、わかりやすい文章で例を挙げつつ説明してくれる。一度独学で設計をして痛い目を見た人はそこから学ぶ事柄だが、達人に学ぶとあるように、先人の知恵としてどうすべきでどうしてはいけないか、理解しやすくまとまっていて、助けになると感じる。演習問題の回答も丁寧にボリュームあって◎。バッドノウハウだけでなく、サロゲートキーなどのグレーノウハウについてや、誰しも一度は後で困った木構造の表現についての手法の解説など、実践的な内容もあってよかった。個人的には「達人」という書籍名からもう少し深い学びを期待していたので☆1つ減らして☆4。しかし良い本だと思う。
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業務でガッツリはDB設計をした事ないので、改めて学習する為に購入しました。
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専門的なエンジニア向け。データベースの論理設計と物理設計は強いトレードオフの関係が成立する。正規化は3次までは必須だが、それ以降はSQL実行のパフォーマンス次第で要不要が決まる。インデックスの付け方を実践することは将来ないだろうが、そういうものなのかと認識できた。
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DB設計のノウハウについて触れることができた。現場のエンジニア向けになっており、日常業務を思い浮かべながら読むことができ、とても参考になりました!
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学ぶことはなかったわけではない。ただ正直言って満足はしなかった。
SQLの徹底指南書では学びが多かったのでこちらも買ってみたが、語り口も含め、自分とは少し合わなかった。もう少し経験の浅いタイミングで読んだらよかったのかもしれない。 -
データベース設計について分かりやすく説明されていて非常に良い。
初めてデータベース設計する人におすすめ。
演習問題に対し詳しい解説がついているのも良い。 -
データベース設計の正しい考え方と実践ノウハウが身につき、基礎がしっかり学べて、入門書としておすすめです。